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TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―の作品紹介

TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―のあらすじ

日本で建築プロデューサーとして成功を収めたイタリア人のジーロは、かつて実現寸前で頓挫した夢をもう一度追いかけるため、故郷である南イタリア・トロペアへと戻ってくる。 その夢とは、トロペアと日本の淡路島を結ぶ壮大なマリーナ開発計画。実現には豊かな海の証明が不可欠だった。だが、ジーロを待っていたのは、乱獲によって疲弊した地中海の現実だった。「もうこの海に100キロ級のマグロはいない」――。漁師たちの言葉は、彼の理想を容赦なく打ち砕く。 一方で、ジーロにはもうひとつ向き合わなければならない問題があった。長年の確執を抱えた父・ロッコの存在である。母の最期にも立ち会えなかった息子と、そのことを許せずにいる父。元漁師のロッコは今、大衆食堂「TAVERNA DE GAGA」の壁に魚の絵を描きながら静かな日々を送っていた。 そんなある日、ジーロは父が肺がんを患い、余命わずかであることを知る。複雑な思いを抱えながらも和解を決意するジーロ。しかしロッコは、自ら環境調査プロジェクトへの参加を申し出る。「俺は漁師だ。海で死ねるなら、それでいい」。その言葉に込められた覚悟は、息子の心を大きく揺さぶる。 やがて二人は、「TAVERNA DE GAGA」に集う元漁師仲間たちを巻き込み、最後の挑戦へと船を出す。人生の終わりを意識し始めた男たちが、もう一度夢を追い、仲間を信じ、自分自身を取り戻していく。 果たして彼らは、伝説の巨大マグロを見つけ出すことができるのか。そしてロッコは、人生最後の航海へと旅立つことができるのか。 美しい地中海を舞台に描かれるのは、親子の和解、仲間との絆、そして何歳になっても人生はやり直せるという希望。『TAVERNA DE GAGA』は、人生の黄昏に差し掛かった人々へ贈る、感動の再生の物語である。

TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―の監督

浜野安宏

原題
公式サイト
https://tavernadegaga.com/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
106分
ジャンル
ドラマ
配給会社
GeneHeart

『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』に投稿された感想・評価

一線を退いた年金暮らしの元漁師たちが、生き甲斐を求めて再び船に乗るお話。
副題の「人生はまだまだ面白い」というメッセージが全て、ですかね。
人生100年時代を見据えての老年世代への応援歌。


舞台は南イタリアのトロペア。ブーツのようなイタリア半島における足の甲のあたり。
ジブリ映画に出てきそうな自然と海沿いの古い街並みがともあれ美しい。トロペアであってトルメキアではない。

脚本・演出はなかなかの想定内、わりとベタな演技も含めて、観光用プロモーションビデオのようでもある。
ジローラモ氏が役名ジローラモとして出演していることがその印象に拍車をかける。

ちょいちょい「なんで?」って思わされる展開があり油断できない。
難解系映画において考察を促す「なんで?」ではなく、こんな分かりやすいプロットなんだからもっと分かりやすく気持ちよくしてくれーっていう「なんで?」かな。

上映前イベントでの奔放な発言含め、85歳の浜野監督が人生を楽しみ尽くしているなーってことはよく伝わりました。
3.7
株式会社ツインピークス 様の試写会にて見せて頂きました。

70才から映画監督となり現在85才の浜野安宏監督がジローラモを主役に迎え、いつかイタリアを舞台とした映画が撮りたいという夢を叶えたもの。

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南イタリアのトロペアが舞台。

(👉️トロペアを全く知らなかったが街並みも海も本当に綺麗だった。行ってみたくなった。
登壇したジローラモさんによると子供の頃夏休みによく訪れた保養地でイタリア内では知られている場所だそうだ。)


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【いつもと違って殆どネタバレ無し】
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長年漁師をして来た男が今は食堂の壁に絵を描き、枯れたように暮らしている。

妻を数年前に亡くし息子(ジローラモ)は日本に行ったきり帰らない。

一方息子は日本で建築家として成功して大きなプロジェクトも手掛けていた。仕事が忙しくイタリアに帰ることはほとんど無い。

男と息子には確執がある。それは数年前妻が死んだとき息子がお葬式に戻ってこなかった事が原因だ。


👉️…と、ここまで漁師だった男を主人公にして説明したが、実はこの映画息子ジローラモが主役ということになっている。

映画の初めは確かにジモーラモ目線で進行する。しかしジローラモはすぐに日本からイタリアに行きその後はジローラモは少ししか出て来ない。そして中盤で確執のあった父と息子は理解し合い息子はさっさと日本に帰って退場するのだ。

👉️まるで主役が途中降板したかの様で私にはとても違和感があった。
このストーリーなら主役は漁師の男でジローラモは脇役ということで良かったのではないか?

👉️ジローラモ退場した後の後半は完全に男と昔からの仲間との友情物語でここが凄く良かった。私にはこの漁師の男が主人公に見えた。
前半も含めて男を演じている俳優さんの演技が凄く素敵だった。


👉️試写会上映前の監督登壇でも85才の監督が伝えたかったのは『歳を取っても「もう枯れたー」とか思わず前向きに生きるのが大事』ということだそうだ。ならば尚更この漁師の男を主役とするべきだと思う。

👉️映画を売る為に(客引きの為に)、ジローラモさんを主役と(いうことに)したとしか思えなかった。この映画イタリアで評価(トロペア映画祭作品賞)を受けたそうだが、イタリアでは漁師の男が主役として宣伝されているような気がする。その方が正しいと思う。


漁師の男を主役と見ると中々いい映画だったなとなるけど、あくまでジローラモが主役だと言うなら何これ?ってなる。

どうしてもジローラモが主役と言いたいならいっその事ジローラモ退場の所で映画終わらせばよかったんじゃないのか?それなら確執のあった父と息子の物語として成立すると思う。


👉️もう一つ疑問だったのは試写会場で貰ったチラシ。
表は全面監督のアップ写真で、トロペアは欠片も登場してない。
何故?トロペアあんなに素敵なのに。全面トロペアの景色の方がよっぽど観に行きたくなると思うけどなあ。

👉️監督が85歳ということを売りにしているようだがそれは売りにはならない。

👉️世界の巨匠で歳を撮っても名作を取り続けている監督はいくらでもいる。そういう巨匠は自分が何歳であるかなど自分で言ったりしない。出来上がった映画が素晴らしくて、周りが勝手に監督の歳に驚き称賛しているのだ。

👉️厳しい事を言うようだが、歳を売りにするのではなく作品で勝負して欲しい。それでこそ、『歳を取ってもまだまだ前を向ける』と思えるのだ。


👉️試写会前の登壇での監督の発言も如何なものか?
「日本には格好いい俳優がいない」
「日本の俳優は格好良くないから日本では撮れない」
「日本にはいい景色がない」
「日本で撮ろうとして沖縄にも行ってみたがいいところが無かった」等々。日本の悪口のオンパレード。

👉️私は日本人でとても日本が好きなので聞いていられなかった。

一度ならず何度も繰り返ししつこく日本を侮辱する発言に気分が悪かった。聞き捨てならない。

👉️私はヨーロッパが好きで何度も旅行に行っているくらいヨーロッパ好きなのでヨーロッパが素敵なのは分かる。

👉️だけど日本には日本のいいところがあるのだ。イタリアが良いからと言って日本を否定する必要はない。

日本は日本で素晴らしいのだ。それが証拠に沢山外国人がやってくるではないか?


2026.8.27
イタリア文化会館(九段下)にて

(登壇)
パンツェッタ・ジローラモ
ベリッシモ・フランチェスコ
浜野安宏監督

(進行)
八雲ふみね
2026年8月27日九段下イタリア文化会館にて
✨パンツェッタ・ジローラモ
✨ベリッシモ・フランチェスコ
✨浜野安宏監督
登壇、八雲ふみね司会の先行プレミア試写会を鑑賞。
 大人の映画かな。それだけに自分が求めていたものとは違う。なんにせよこういう大人の映画が観れるのが映画館の意義であり必要性であると思います。
 自分が観たかったイタリアの景色はもっと突き抜けている。海の色だけでも陽気でいてほしい。夏なのか秋なのかわからないけどあまり晴れておらず、ときめかないし、子供も出てこないので活気も感じられない。観光地のいいところは見えてこなかった。素人考えですが、光の使い方でしょうか。海も料理も実在感がなくなんとなく嘘くさく感じられる。陰影のあるイタリアの路地は行きたくなった。イタリア在住経験のあるHamano監督が撮ったのでこれがリアルなのかもしれないけれど。
 主演の扱いが斬新すぎた。あのクライマックスはみんな真似するべき。
 舞台挨拶でHamano監督が映画の内容について触れたことを一切覚えていない。映画の話をしてたっけ?