1995年、テグ。不仲な両親や学校でいじめられる日々に鬱憤を募らせていたドンジュンは、カリスマ性溢れる男友達のカンヒャンに恋をした。(中略)「もしあの時、別の選択をしていれば…？」 テグで高校教師になる運命、ソウルで大学教授になる運命、プサンで父親になる運命。3つの異なる2020年秋を生きるドンジュンは、足りない何かを探し続け、やがて本当の自分を見つけて行くーー
(公式サイトより)

美しいパラレルワールド。異なる人生を生きる事で答えを探す構成は凄く面白味があった。でも難しく感じたなと思った。

一回見ただけでは消化しきれない魅力が沢山詰まっているかのような作品。

僕の宇宙だというセリフは人を想うセリフの中で綺麗なセリフだなーと思った。

• #2025ワタリ試写会新作
• #2025ワタリ試写会

鑑賞直後のなんとも不思議な感じ。どう書けば良いのだろう？

後頭部後ろ姿まで覚える程、
かなりの時間画面に映り続ける
主人公。

３つの“もしも“の世界に
生きる彼の表情は、
とにかく終始暗く、重苦しい。
彼の深く重いため息が、こっちにまで移るくらいに。

そして私には、全部同じに見えていたから…。３つのパラレル・ワールドは、場所も彼の仕事も生活も違うはずなのに。

“人生に退屈しないように
綱渡りのように人生を送る“
彼なりの綱渡り、だったのかな？


あなたを私は理解するわ。
多くの人と出会いなさい。
たくさん愛しなさい。
愛されなさい。
…と、母親が彼に贈る言葉は、
彼にきちんと伝わり、
予言のように彼の人生を
支えたのでは、なんて思った。

とても丁寧に作られた作品だと
思う。

※韓国文化に詳しく、いつも分かりやすく、紹介してくれる、

古家正亨さんの
アフタートークが、　
もう本当めちゃくちゃ
面白かった‼️
韓国の結婚事情などいろいろ
知らないことばかり。

"僕の宇宙にはいつも君がいた😎"
もし、もしもが“もしも”で終わらなかったら？！だれでも一度は考える密かな空想を映像化した大作じゃないけど心に残る作品。テグ→ソウル→プサン、3つの都市で織りなす3つの人生。90年代の古風の空気と、個を尊重する今の時代が交錯し、キュアすぎず爽やかな心地よい作品。哲学的だし叙情的だから普段は得意な作品じゃないけど発想が面白い。でも今は誰の人生を見せられてるのか一瞬分からなくて混乱する😆 #あのもし