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『ブレックファスト・クラブ』 4K

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『ブレックファスト・クラブ』 4Kの作品紹介

『ブレックファスト・クラブ』 4Kのあらすじ

『ホーム・アローン』の脚本、製作を担当したジョン・ヒューズ監督作。タイプの違う5人の高校生がそれぞれ起こした問題の罰として休日登校。「自分とは何か」というテーマで作文を書いていたところ友情が芽生える青春映画。

『ブレックファスト・クラブ』 4Kの監督

ジョン・ヒューズ

原題
The Breakfast Club
製作年
1985年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
97分
ジャンル
ドラマ、コメディ、青春

『『ブレックファスト・クラブ』 4K』に投稿された感想・評価

ぶみ
3.5
心の痛みが消え、恋が芽ばえる土曜の朝のステキなパーティ。

ジョン・ヒューズ監督、脚本、エミリオ・エステベス、モリー・リングウォルド、アンソニー・マイケル・ホール、ジャド・ネルソン、アリー・シーディ等の共演によるアメリカ製作の青春ドラマ。
夕方までに作文を書かされることとなった5人の高校生の姿を描く。
公開40周年を記念したFilmarksのリバイバル上映プロジェクト「Filmarks 80’s」による4K版で鑑賞。

主人公となる高校生のアンドリュー・クラークをエステベス、クレア・スタンディッシュをリングウォルド、ブライアン・ジョンソンをホール、ジョン・ベンダーをネルソン、アリソン・レイノルズをシーディが演じているほか、教師のリチャード・ヴァーノンとしてポール・グリーソンが登場。

物語は、80年代らしい音色のロックな劇伴が流れつつ、オープニングクレジットに続き、デヴィッド・ボウイによるメッセージが表示されるのだが、その内容が若者の心情を端的に示したものであり、青春ものの雰囲気がプンプン。

すると、1984年3月24日となり、今度は宿題なんて無意味だと語る男性の声が入り、本作品の主人公となる高校生5人が学校に次々と到着。

5人は、何やら罰則として、本来なら休みであるはずの土曜日の早朝に学校に呼び出されたようで、教師のヴァーノンから、「自分とは何か」をテーマに、千語以上使った作文を夕方までに書き上げるように告げられ、図書室に軟禁状態となることに。

以降、その5人の様子を中心として展開、彼らは今回が初対面で、アンドリューはスポーツマン、クレアはお嬢様、ブライアンはガリ勉、ジョンは不良、そしてアリソンは不思議系と、それぞれ個性が際立っているので、すんなり名前と顔が一致。

特に序盤は、とにかく揚げ足をとったり、横柄な態度を示す不良のジョンがエピソードの核となって進行していき、他の4人は彼に対して嫌悪感を示すものの、お互いの内面をさらけ出すうちに徐々に打ち解け合っていく様は、若さならではであり、「正直になれよ」とつい言いたくなったところ。

何より、それぞれ親の問題や未来のことを考える中、時折ブラックユーモア的な笑いや、性についての質問、はたまたマリファナが登場したりしたのは、流石アメリカの高校生だなと感じた次第。

クルマ好きの視点からすると、クレアが親に送ってきてもらった際に乗っていたのが、今は消滅してしまったものの、「世界一美しいクーペ」と評されたBMWの初代6シリーズと思しきものであったのは、彼女のセレブ感を示していて見逃せないポイント。

そのタイトルやイメージビジュアルから、若者の飲めや歌えやの生態を描いたような作品だと勝手に思い込んでいたら、図書室内を舞台として繰り広げられる会話劇というまさかの設定に、良い意味で裏切られたとともに、若者の表情が変化していくのを見届けることができ、まさに「自分とは何か」を問いかけられたような気になったものの答えが出ない一作。

大人になると心が死ぬの。

※入場特典:Filmarks 80’s 限定「ムービーログ・カード」
Filmarksのリバイバル上映プロジェクトの初日に鑑賞。この映画を観るのは3度目だが、いずれも劇場で鑑賞している。

“青春映画の金字塔”だとかアメリカ映画で初めて“スクールカースト”を描いた作品だとかの能書きの前に、ただただあの頃(80年代)の自分と向き合わさせてくれる映画なのだ😭

タイプの違う5人の高校生が、それぞれ起こした問題の罰として休日の土曜日に登校し、「自分とは何か」というテーマで作文を課される中、反発し合っていた彼らの間に少しずつ友情が芽生えていく…。

自分も高校で似た様な経験をした事がある。普段話したこともない奴ら数人とある理由で缶詰め状態になり、それぞれが自分語りを始め出すという、まさにこの映画そのもののような経験を。その後、彼らと特段仲良くなったわけでもないが、40年以上経った今でも、時々あの時のことを思い出す。

この映画を基にその後、アメリカでも日本でも数え切れないくらいの「ブレックファースト・クラブ」もどきが作られたので、本作を初めて観る人には逆に新鮮さが無いかもしれない。念のためだが、こちらが元祖😅
当たり前だが、映画はやはりリアルタイムで観るべきものなのだ。

監督・製作・脚本は、青春映画の名匠ジョン・ヒューズ。もっとも自分より若い人には90年代に「ホーム・アローン」や「ベートーベン」シリーズなどのファミリー映画の製作・脚本を手掛け大成功を納めた〝ファミリー・コメディのヒットメーカー〟と言った方がピントくるかもしれない😊

だが私にとっては1980年代にリアルタイムで観た本作や「フェリスはある朝突然に」、「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」そして「恋しくて」などの作品で監督や脚本を手掛けたジョン・ヒューズは、紛れもなく〝我が青春映画の名匠〟だった。

決して「ホーム・アローン」の一発屋おじさんではないのだ😅


〈余談ですが〉
◆ 前回観たのは2015年のイオン系映画館で企画された「シネパス」での鑑賞。年パス/9,800円で48作品の名作が観られるという大変ありがたい企画だった。

もちろん全作品観たのだが、“青春映画ジャンル”で選ばれていたのが本作と「アメリカン・グラフィティ」「ゴーストワールド」「サニー永遠の仲間たち」といういずれ劣らぬ傑作揃い。

後ろの2作は、この企画で初めて観たので全くの拾い物的な名作との出会いだった。またこんな企画初めてくれないかなぁ

◆幻のキャスト
本作のキャスティング候補として、ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック(不良役)、ジョディ・フォスター、ブルック・シールズ(不思議ちゃん役)などもあがっていたそうだ。自分の中ではあの5人で完成されている「ブレックファスト・クラブ」であるが、彼らのバージョンもちょっぴり観てみたくもある😅

◆「アウトサイダー」「セント・エルモス・ファイアー」そして本作は、間違いなく80年代以降の日本の青春・学園ドラマや映画に多大な影響を与えている。敢えて名前は出さないが、これらの亜流や二番煎じを数え上げたらきりがない😅

もっともこの3本のプロットは、アメリカ映画の中でもしばしば引用されている。本作で描かれている、混じり合うはずのない個性が、徐々に溶け合い混ざり合っていく展開は「ピッチ・パーフェクト」などでも使われており、映画の中でも作品名と共にオマージュされている。

◆“若者が変わろうとしている時、説教しても何も効果はない”という冒頭の言葉は、デヴィッド・ボウイの曲「チェンジス」からの引用。子育ての格言としても有用だ😊

◆ジョン・ヒューズは若者の予測のつかない行動を演出する為、役者たちの即興演技を受け入れた。5人が車座になって座り、なぜこんな目に遭っているのかと語り合う場面も俳優陣のアドリブだ。
10代の頃、何回もレンタルして、VHSのビデオも買って繰り返し見た作品…

初めてスクリーンで観ることが出来て感動!
一気に青春時代に記憶が飛んだ…

ブラットパックムービーを貪る様にレンタルしまくった中でベスト級のフェバリットムービー

普段交わることのないスクールカーストの各階層のステレオタイプ5人が一日の補習の中でそれぞれの悩みを共有し、理解しまた日常に戻っていく。

シーンやプロットは後のさまざま作品に影響を与えた。
最近はヤニ猫のOPにも使われてましたね。

シンプルマインズのDon't You (Forget About Me)も今聴いてもいい曲だなぁ
 
今見るとカウンセリングやセミナーを高校生達がセルフで行う感じ。

ジョンヒューズはホームアローンしかり、閉鎖空間で少人数での作品を撮るのが上手い。

40年近く前の若かりし僕はジャドネルソンのファッションに憧れ、白Tに赤いネルシャツの上にGジャンという格好を定番としていた…


ブラットパックといえばセントエルモスファイヤが「愛という名のもとに」
本作が「卒業プルーフ」という形でオマージュされていた。
鶴見辰吾プロデュースの卒業プルーフは
酷い出来だった…

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