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現認報告書 羽田闘争の記録

『現認報告書 羽田闘争の記録』に投稿された感想・評価

Osamu
3.5
違和感も大いにあるけど、めっぽう力強い。

佐藤栄作首相のベトナム訪問を阻止しようとする全学連と機動隊の衝突。その中で起きた学生の死。それらに関するドキュメンタリー。

機動隊員が学生を棍棒でボコボコに殴る映像が兎に角イタい。記録として貴重なのではないか。

散らかった写真の上を移動するカメラの映像に闘争現場の音声を重ねる冒頭シーンは想像力と感情を動かされる。演出を入れた撮影など、ドキュメンタリーとしては違和感を覚える部分があるが、力強さに溢れている。

山形国際ドキュメンタリー映画祭の提唱者、小川紳介監督作品。とてもクセのある作家なのかな。他も観てみたい。
t
4.1
羽田闘争で亡くなった1人の全学連青年の死因を紐解くところから始まる。
超クロースアップで映される独白する顔面、斜め奥から大量に迫りくる機動隊、冒頭の狂乱なるイメージ/音の洪水、短いながらこれぞドキュメンタリズム、と言いたくなる力強さを放つフィルム。
67年の10.8については、54年後の2021年に代島治彦さんが『きみが死んだあとで』を作っている。(もちろん『きみが〜』にもこの『現認報告書』の映像は引用されている)

改めて小川紳介、大津幸四郎はじめ小川プロスタッフの撮影対象地肉化の覚悟に感銘を受ける。

代島さんの作品と二本併せての上映を見てみたい。

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