西口克己の小説『山宣』を依田義賢が脚色、ヤマサツが監督した、大東映画製作・配給作品。右翼に刺され、倒れた労働農民党の代議士・山本宣治の作らr田、没後30周年を記念して、関西を中心としたカンパにより作…
>>続きを読む大正の終わりから昭和初めの時代。強権弾圧的な極右政権下において、貧窮にあえぐ民衆の側に立って声を上げ続けた山本宣治という代議士が、権力側の差し金である極右団体暗殺者に殺されるまでを描いた大作。
こ…
生物学者,性教育学者で“産児制限”を主張し国から睨まれ教壇を追われ、小作農らを支援し後に第一回普通選挙で労農党から衆院当選し治安維持法改正の反対質疑準備中に右翼の刺客に暗殺された山本宣治(1889-…
>>続きを読む【1960年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
『戦争と人間』山本薩夫監督作品。右翼の凶刃に倒れた代議士「山宣」こと山本宣治の半生を描いた伝記映画。
流石山本薩夫!素晴らしい映画だった。伝記映…
右翼系テロリストの凶刃に倒れた左翼系政治家ヤマセンこと山本宣治の半生記。
同志社大学の講師→労働運動の指導→労働農民党の党首として活躍→治安維持法をはじめとする大弾圧→右翼団体の活動家に暗殺されると…
山本薩夫監督が描いた治安維持法の怖さ。
大学教授として性教育・産児制限法を講義して、やがて国会議員に当選した山本宣治の半生を描いた社会派ドラマ。
右翼の凶刃に倒れた主人公の凄絶な半生。
当時の本…
「ヤマセン」こと山本宣治が右翼青年に暗殺されるまでの儚い生涯を記録的に綴ったドラマ。どうも台詞が直接的で恥ずかしくなる。
「プロレタリアが」「民衆の声が」どうのこうのと…。この監督のイデオロギーが…
浅沼稲次郎が右翼青年によって暗殺されてから1ヶ月も経たないうちに、山本宣治暗殺を描いたこの映画を公開していることに驚く。
同年の大島渚『日本の夜と霧』といい、この時代の日本映画が持っていたアクチュア…