霧の中の男の作品情報・感想・評価

霧の中の男1958年製作の映画)

製作国:

上映時間:93分

3.2

『霧の中の男』に投稿された感想・評価

石原慎太郎の原作脚本を、蔵原惟繕が監督した暗黒街もの。長い抑留生活で、無気力になった葉山。戦友二谷の紹介で殺し屋に。人間としての感情を失っている葉山は殺人マシーンに。そして二谷も消せとの命令にも応じ…

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ウエルメイドな邦画ノワール。ちょっとクドイけど、それでもいい。
特にモノクロの画面いっぱいに霧が出てきただけでオカズがなくてもご飯が食べられる体質の人にはオススメできる。

@シネマヴェーラ渋谷 3…

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助監督:神代辰巳。戦後の陰鬱な人生観が霧に託されている。機械のように生き、人間性を捨てる人間。
一
-
「原作・脚本 石原慎太郎」のクレジットを見て漠然と感じた不安が、終盤の葉山良二の自分語りによってみるみるうちに固形化していく有り難い慎太郎体験。
moku
3.3

請け負った殺しを実行→悪路の逃走劇 まではノワール感あるクールなタッチで良かったんだけど、ガソリンスタンドに着いてからの展開がいささか強引だったり、そっちの方向に話が行くんだ…って感じで。
戦争の傷…

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3.5
左幸子がセクシー。情感溢れた佳作。回想もいい。2019.1.20シネマヴェーラ

前半の犯行から霧が出て移動がままならなくなる展開が面白くて、木村威夫の美術、一つ一つの場面もかっこよくて期待したのだけど、途中ウトウトしてしまい、回想になるというのがあまりノワールっぽくない気もして…

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mira
2.8
最初の殺人とワイパーの反復はよかったんだが失速していき、度重なるクドイ回想で疲れ果てた…

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