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二十歳の原点
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『二十歳の原点』に投稿された感想・評価

「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」は、あまりにも有名(だった時代がある)。既に文庫化された原作を読みそしてほどなくして映画を鑑賞したと思う。私が大学生に憧れた原因のひとつであった作品なのは間違いない。京都の「しあんくれーる」に行き「ホットコーラ」を飲んだのももう遠の昔になってしまった。学生運動の記述の他に宇都宮の進学校から学生の街京都でひとり暮らしをした女子大生が、学生運動に心の底からはのめり込むことが出来ず、恋愛しては裏切られ、最期は私鉄電車に投身自殺してしまう自分の心の成長についていけない苦悩する姿が描かれる。まだ中学生の頃にはこれこそが大学生だと思ったものだ。そんな大学生らしい風情が彼女の通った広小路の立命には当時溢れていたが、時代も変わり既に学生運動の匂いはマイナスイメージとばかりに、滋賀県のびわ湖に去ってしまったのが残念です。百万遍や今出川ではまだまだ昔のままなのにね。それが京都の良さでもあるし。Rよりも安心立命。それにこの作品の音楽は当時日本のプログレと呼ばれた『四人囃子』が担当し、今でもCDで聞くことが出来ます。
3.3
70年代後半に貧乏学生だった頃のバイブル。仲間達の下宿にテレビは無くても、高野悦子さんの手記『二十歳の原点』は必需品のように皆持っていた。自死に至る経緯は原作でも映画でもはっきりとはわからないが、「独りである事、未熟である事、これがわたしの二十歳の原点である」が高野悦子さんの偽らざる心の吐露であろう、揺れ動く孤独が痛烈に刺さる。
4.0
全共闘運動末期に立命館大学に通っていた高野悦子さんの日記を原作にした作品。初めは乙女心を拗らせた程度だった彼女が、運動の終焉と反比例するように次第に内なる部分へ自らを追い込んでいく様がモノローグで語られていくのが痛々しい。この時期を上手く通過した人達はもう80歳になろうとしてますが、彼女は若く未熟なままこれからも語られ生き続けるのかと思うとやるせない。学生運動や労働闘争をあくまで表面的な舞台装置として雑に扱っているところもあって、個人的にはこの時代の若者を扱う作品の中で一番刺さった佳作でした。

それにしても主演女優さん。木村文乃さんと堀田真由さんを足して割ったような方で、今でも充分主役を張れる美人さんでした(*´ω`*)

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製作国・地域:

上映時間:

89分

ジャンル:

3.3

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上映日:

2011年05月28日

製作国・地域:

上映時間:

141分

ジャンル:

配給:

  • 日活
3.2

あらすじ

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