全共闘運動末期に立命館大学に通っていた高野悦子さんの日記を原作にした作品。初めは乙女心を拗らせた程度だった彼女が、運動の終焉と反比例するように次第に内なる部分へ自らを追い込んでいく様がモノローグで語…
>>続きを読む二十歳で命を絶った立命館大学3年生・高野悦子さんの日記を元に刊行されたベストセラーの映画化。当時、書店に積まれた本の光景はよく覚えている(女性向けと思って買わなかったけど…)。学園闘争も影響してたこ…
>>続きを読む70年代後半に貧乏学生だった頃のバイブル。仲間達の下宿にテレビは無くても、高野悦子さんの手記『二十歳の原点』は必需品のように皆持っていた。自死に至る経緯は原作でも映画でもはっきりとはわからないが、「…
>>続きを読む原作が未読なのでどこまでが脚色なのか分からないが、高野悦子が三回もデモで機動隊に殴られるシーンがあることが印象的。無意味だと分かっていてもデモに参加する姿には、行動的ニヒリズムを感じる。自殺したため…
>>続きを読む黒澤明作品の助監督を務めてきた大森健次郎の監督sデビュー作。なぜか「地震列島」を作って、3本で消えてしまうのだが。高野悦子の原作を
重森孝子、森谷司郎が脚色した作品だが、初監督にしては違勅が感じられ…
1969年に二十歳になり半年後に自殺した立命館大学生の日記「二十歳の原点」(1971)を映画化。脚本は「はつ恋」(1975)「泥の河」(1981)の重森孝子と森谷司郎。監督は本作がデビューの大森健次…
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