ニコラフィリベール、面白いのだけれどこの頃は広告的な編集が目につく。

「フリーソロ」や「メルー」がサブスク提供で多くの人に届いた結果山岳ドキュメントも今後活発になりそうな予感だが、80年代最高のクライマー、クリストフプロフィのソロチャレンジをカメラに収めた山岳映画。監督フィリベールの名を一躍知らしめることになった作品でもあり、軽快すぎる劇伴が飄々としたクリストフの人柄と合ってて良かった。中盤の難所では音をカットしたり危ないところでは不穏な音に切り替えたりメリハリが効いている。ラスト、ビルに登って窓が入るオチだけアメコミみたいでシュール。
手綱無しで登ることこそ本物のクライムなのだろうが家族たちからの電話を聞いているときクライマーたちは何を考えているのか気になる…そして山岳映画で絶対SASUKE出なよってクソみたいな感想散見するけどSASUKEて単語口に出すなよと心底思う…あまりにも浅はか…

• #mingo2020

ほとんどセリフがない夢みたいなドキュメンタリー けどフリーソロ怖すぎて全然みてられない..