山本薩夫監督が自ら続編のメガホンを取り遺作となった。


今となっては政治家で大臣までされている三原じゅん子が主演だ。


岡田奈々の可愛らしさ、
石田えりの堂々とした佇まい、が良い







前作の明治大正から
大正昭和へ時代が変わる

途中、野麦峠におけるクライマックスの場面を振り返る。物語は繋がっていることが続編であることを知らしめられる。


前作と同じような悲劇と思いきや、
労働組合の話が強すぎました。








風間杜夫、
岡田奈々と別れるとは罪な男だ

三原じゅん子、
将来、政治家となって大臣にまでなるとは、誰もが想像していなかったであろう

赤く退色したフィルムが物語の舞台である大正期にマッチして素晴らしい効果。

ノーメイクの三原順子はめっちゃ好みの顔で驚愕。

でもぼくがこの工場で働いていたら大人しく優しい岡田奈々を贔屓するかも。

石田えりはもう個性を確立していてどこを取っても石田えり、その脱ぎっぷりまでも。

さあ問題は中井貴恵、男に依存しながらも凛とした佇まい、エクボが懐かしい。

とアカじゃないぼくは女優の品定めしながら面白く見ました、山本監督ごめんなさい。

クローズばりの雨の中の乱戦。