住井すゑの原作映画化、以前今井正で映画化されているがそちらは未見。明治末期から大正まで奈良県小森の被差別部落に暮らす人々が偏見に蔑まれながらも気持ちを通じ合って暮らし差別の廃止を求める「水平社」設立…
>>続きを読む原作は有名だけど読むこともなさそうだから、映画があるなら見てみるかと視聴したけど、さして思うところなかった。大谷直子が綺麗だったくらい。
水平社という活動組織につながったのなら、そっちがもっと取り…
小学校の時、道徳の授業の中で、住んでいた県内にある同和地区の住所を言っていた先生がいたことを思い出した。子供ながらに子供は知らないのに先生が教えてどうするんだって思ったのを思い出した。
殆どの子供は…
過酷な部落差別を経て水平社設立までの物語
映画は明治から大正にかけての奈良県を舞台に部落差別を受けた子供たちが青年になってから水平社という組織を設立するまでを描く壮大な叙事劇。
テーマ的に視聴前…
「えた非人」と言うのは学校で習った程度の知識でした。今でも日本各地で同和問題として差別は存在していて、深く考えさせられます。勉強にはなりました。
1908年(明治41年)奈良・小森で生まれ育った畑中…
このレビューはネタバレを含みます
「ある人が生まれながら尊いというのも嘘、逆に生まれながらに醜いというのも嘘であります。」
同和問題に苦しんだ人々の叫び、この作品を見ると、あからさまな差別の嫌らしさ、受けた人たちの苦しみがとてもよ…