
母親を殺害した少年は、おのれの過ちから身を引き剥がすようにして、ひたすら自転車で北へと向かった。独自のモチーフと手法が際立つ作品として、あまたある若松監督作品の中でも今なお異彩を放ち続ける一本。若松孝二監督が、2000年に岡山県で起きた17歳の少年による母殺しの事件にインスパイアされ撮り上げた異色ドラマ。撮影当時17歳だった柄本佑の熱演、友川カズキの衝撃的な楽曲の鼓動が、移ろいゆく日本の原風景に反響する。
将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、ジンは一流大学への進学を目指し、ジャンボは実家のとん…
>>続きを読む1969年。理想に燃えながら新聞社で週刊誌編集記者として働く沢田(妻夫木聡)。彼は激動する“今”と葛藤しながら、日々活動家たちを追いかけていた。 それから2年、取材を続ける沢田は、先輩記者…
>>続きを読むベトナム戦争や文化大革命など世界が革命にうねりを上げていた1960年代。日本国内でも学生運動が活発化し、先鋭化した若者たちによって連合赤軍が結成される。1972年2月、革命のために全てを懸…
>>続きを読むある夏の日の朝。湘南の浜辺で不良学生たちに暴行された少女・早苗と出会った高校生の清は、交流をもつ中で徐々に彼女に惹かれていく。しばらくして清は早苗を暴行した青年たちに遭遇。襲いかかるも苦戦…
>>続きを読む北陸の田舎町を気ままに旅する青年。彼はかつて棒高跳びのオリンピック候補選手だったが、今はかっぱらい強盗に落ちぶれていた。ある日、彼は聴覚障害を持つ若いカップルが交わす官能的な手話と独特の愛…
>>続きを読む高知市。四人家族の姿がある。父は傷痍軍人、母は後妻、弟のチビ、少年の家族の“仕事”は走っている車にわざと当たり、示談金を得る当たり屋だった。家族は“仕事”を続けながら北九州から北海道へ旅を…
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