警視庁物語 自供の作品情報・感想・評価・動画配信

『警視庁物語 自供』に投稿された感想・評価

jun

junの感想・評価

3.5

「警視庁物語」シリーズ第23作。どぶ川に浮かんだ行李に入れられた死体を発端に捜査一課の刑事たちが事件解決を目指し奔走する。人情物刑事ドラマを思わせる展開で派手な事件ではないが胸に染みる一作。このシリ…

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58分という、テレビドラマ並みの尺だが、しみじみと見応えのえる作品だった。

終戦後20年近く経っても戦時中の満州での悲劇が跡を引く、やり切れない事件だった。

地道にコツコツと捜査を続け、人情味溢…

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キリン

キリンの感想・評価

3.0
ものすごい昭和感!
自分が生まれてもいない時代の作品だから
当然っちゃ当然なんだけど

ストーリーもこの時代の作品っぽく、わかりやすくて
人情味にあふれていて

荒川に浮かんだ行李の中から死体が発見される。シリーズ23作目。64年、モノクロ、シネスコ

映像や人の動かし方がよくできていて、カメラマンも、監督もうまい人だと思う。ただ、後半がドラマぽさが強く、ド…

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終戦後20年近く経っても戦時中の満州での悲劇が影を落とす、やり切れない事件だった。

東京五輪が開催され新幹線が開通した年に、血液銀行で血を売って生活している人がいたというのも衝撃。
昭和30年代の世相。
終戦直後の満州。引き揚げ船。
銀行。
観てよかった。

山本麟一の刑事。
ベテランの味、花沢徳衛。
catman

catmanの感想・評価

4.0

1964年公開。シリーズ23作目(全24作)。ノミ屋の死体が上がったドブ川の現場から刑事達が捜査本部へ戻って来ると、職員が部屋に電話線を引いている。林刑事(花沢)がコートを脱ぎながら「さぁて、今回は…

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otomisan

otomisanの感想・評価

4.0

 '64年が明けたというのにオリンピックの「オ」の字も聞かれない。それどころか今度の事件の根っ子は遡ること20年前の満州に行き着く。考えてみると、終戦時分の赤ん坊が'64年には大人に丁度差し掛かるの…

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