「警視庁物語」シリーズ第23作。どぶ川に浮かんだ行李に入れられた死体を発端に捜査一課の刑事たちが事件解決を目指し奔走する。人情物刑事ドラマを思わせる展開で派手な事件ではないが胸に染みる一作。このシリ…
>>続きを読む58分という、テレビドラマ並みの尺だが、しみじみと見応えのえる作品だった。
終戦後20年近く経っても戦時中の満州での悲劇が跡を引く、やり切れない事件だった。
地道にコツコツと捜査を続け、人情味溢…
荒川に浮かんだ行李の中から死体が発見される。シリーズ23作目。64年、モノクロ、シネスコ
映像や人の動かし方がよくできていて、カメラマンも、監督もうまい人だと思う。ただ、後半がドラマぽさが強く、ド…
1964年公開。シリーズ23作目(全24作)。ノミ屋の死体が上がったドブ川の現場から刑事達が捜査本部へ戻って来ると、職員が部屋に電話線を引いている。林刑事(花沢)がコートを脱ぎながら「さぁて、今回は…
>>続きを読む'64年が明けたというのにオリンピックの「オ」の字も聞かれない。それどころか今度の事件の根っ子は遡ること20年前の満州に行き着く。考えてみると、終戦時分の赤ん坊が'64年には大人に丁度差し掛かるの…
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