女事務員 色情生活の作品情報・感想・評価

女事務員 色情生活1982年製作の映画)

製作国:

上映時間:65分

3.5

「女事務員 色情生活」に投稿された感想・評価

妻帯者の男性(志賀圭二郎)との不倫関係を続けている女性(歌川やす子)が、予期せぬ懐妊に戸惑っている不良カップル(太田あや子&金田明夫)を諭していく。順風満帆な性生活を掴み取ることのできない大人の、苦し紛れの奔放ぶりを描いているロマンポルノ。

図書館職員の主人公と不良少年の子を宿した少女の双方向から、女性の「幸せ探し」を綴っている。若年を諭していく立場であるはずの主人公も、無軌道な性生活を送っているのが主要ポイント。

端的に言うと「ミイラ取りがミイラになる」を、適齢期をほんの少し過ぎたあたりの女性の視点から描いているドラマとすることができる。自分の幸せのために取った行動が、紆余曲折を経て、自分を格下げさせる結果を生んでしまう。

ロマンポルノの定石通りに則った、新鮮味の足りない作品だが、定石だからこその味わいがきちんと働いている。笑えないレベルの負のスパイラルが、却って笑えてくるという、珍妙な感覚を楽しむべし。