▪️Title : 「恋する惑星」
Original Title :「Chungking Express 重慶森林」
▪️First Release Year:1994
▪️JP Release Date :1995/07/15
▪️Production Country:香港
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-324 再鑑賞
🕰Running Time:100分
▪️My Review
ある男と女は、ある時、ある場所で出会い恋をした。。。
その時、彼との距離は0.1ミリ。57時間後、彼は彼女に恋をした。
その時、ふたりの距離は0.1ミリ。6時間後、彼女は彼に恋をした。
ウォン・カーウァイの他の感傷的な作品と違い、純真さと躍動感があり、そして様々な手法で映画の枠を超えて“今”を生き生きと描いている本作が好きですね！！
女と男の限りある煌きの瞬間を鮮やかに切り取った、スタイリッシュかつポップな青春恋愛ムービーです。魅惑的な音楽、クールなモノローグ、西洋と東洋が混然一体とした独特の世界観、特にその映像表現はとても話題になりました。色使い、アングル、撮り方が斬新で男と女のあいだにある、限りあるときめきと、煌めきの瞬間を見事に映し出しています。そして洗練された映像の中に主人公達の情熱的な心理描写を巧みに織り交ぜ、これまでにない美的感性が作品いっぱいに広がっています。
また、出演している主人公達がどの人物もとても魅力的です。トニー・レオンの警官役がとても印象的で、男特有の鈍感さ、良く言えばおおらかさをとても魅力的に演じています（台詞がウィットに富んでとても素晴らしいです）。そして店員役のフェイ・ウォンがとってもキュートで素晴らしい。恋するフェイの淡い想いが、切なく伝わってきます。
さらに音楽もとても印象的な使われ方をして素晴らしいです。前半の部分では、デニス・ブラウンの「シングス・イン・ライフ」が、後半部分では、ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が印象的に使われています。
本作、まだ日本では有名ではなかったウォン・カーウァイや金城武、フェイ・ウォンの名を一躍有名にした作品で、舞台となった重慶大厦や中環の名物エスカレーター（中環至半山自動扶梯）周辺は日本人観光客の目的地にまでなりました。また、クエンティン・タランティーノが絶賛し、アメリカでの配給権を獲得したんですね。
観終わった後でもフェイ・ウォンの『夢中人』が頭の中で響いています！！

▪️Overview
90年代を代表する映像作家、「いますぐ抱きしめたい」「欲望の翼」のウォン・カーウァイが、香港は重慶マンション周辺を舞台に、ある二組のカップルの出会いをめぐるドラマを独自の語り口と映像感覚で綴った一編。彼自身の製作会社であるジェット・トーン・プロの第1作で、製作は彼の盟友にして香港映画界で八面六臂の活躍をみせる、異才ジェフ・ラウが参加。撮影は前半部をカーウァイの劇場第一作「いますぐ抱きしめたい」のアンドリュー・ラウ（ラウ・ワイキョン）が、後半部を「欲望の翼」のクリストファー・ドイルがそれぞれ担当。音楽は本来は監督も手掛ける映画人であるフランキー・チャン。出演はトニー・レオン（本作で香港電影金像奨主演男優賞受賞）、ブリジット・リンの実力派俳優に、本作がスクリーン・デビューとなる2人、香港一の若手女性人気歌手フェイ・ウォンと台湾のニューフェイス、日台ハーフの金城武がからむという好対照なキャスティング。加えてチャウ・カーリンがスチュワーデス役で出演。効果的に使用される劇中曲は、デニス・ブラウンの『Sings in Life』、ママス＆パパスの『夢のカリフォルニア』、ダイナ・ワシントンの『縁は異なもの』、フェイ・ウォンの『夢中人』（クランベリーズの『Dreams』のカヴァー）ほか。95年香港電影金像奨作品・監督・主演男優賞受賞。（参考:映画.com）

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雰囲気や劇中流れる曲など随所にお洒落な要素が散りばめられた恋愛映画だった。しかし、前半と後半2組の男女の独立したストーリーが特殊すぎて好みではなかった。ハイライトは金城武が賞味期限スレスレのパイナップル缶を30缶一晩で平らげるシーン。

🎬『 タランティーノ絶賛の世界観 』🎬

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨　

劇場公開時 『クエンティン・タランティー
ノ』が絶賛 ‼︎ … してアメリカ🇺🇸配給権を獲
得したと メディアで 話題になった。
小劇場中心に 劇場公開 … 話題も後押しして
ヒットした作品であったと記憶に残る 💆🏼

タランティーノ自体 『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』で話題になり… また『パルプ・フィクション』ではオスカー脚本賞を受賞🏆 不動の地位も 確立しつつ あった … ⁉︎ メディアへの影響力も大きくなっていた ‼︎

作品自体…スタイリングでファッション性もあり凄くお洒落な作品として若者層を中心に 話題 を呼んだ 映画であったと思う … 💁🏼

また楽曲 ♪ サウンドトラックもお洒落でヘッドフォン 🎧 でサウンドトラックを聴くと いう変化を与えたキッカケの作品でもあった… 私 ‼︎ 🙋🏼
挿入歌のロックバンド『 クランベリーズ 』を聞くのも流行り出し 相乗効果もかなりあった 🙆🏼
これは タランティーノと共通すると考える… ‼︎

監督ウォン・カーウァイは勿論 金城武、フェイ・ウォンの名を一躍有名にした作品でもある‼︎

勿論 私の映画 🎬 に対する感性 見方も変化させられた
作品でもあった … 🤷🏼

『 恋する惑星 』は 27年も前の 作品ながら その独特の 世界観は 決して色褪せるどころか その世界観にやっと追いついた印象すら与える作品である … 一時代を築いた『 不朽の名作 』であると同時に 私の思い出の作品でもある … 感謝 👏🏼

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
★過去鑑賞 ： 記録 1994年