戦争で一人息子を失った三雲医院の八春先生(柳永二郎)は甥の伍助(増田順二)を院長に迎え、戦後再出発してから丸一年の記念日、伍助はこの日看護婦の瀧さん(岸惠子)たちと温泉へ出かけて行き、三雲…
>>続きを読む河野道工の歌集「道路工夫の歌」をもとに木下自身が脚本化した作品。妻、両親、息子らと質素な生活を送る道路工夫の姿を描く。
三流証券マンの湊真一はやくざの神竜会組長・緒方に株を売って損をさせ、補填しろと脅される。一緒に逃げようとしたOL美由紀にも裏切られ、会社の金庫に手をつけるがそれも見つかり遂には懲戒免職処分…
>>続きを読む小劇場の舞台で行われる吃音矯正の告白劇。本日の主役は元浅草のストリッパー・ヘレン天津。10年前、岩手の極貧の農村で暮らす彼女は集団就職で東京へ出ることになる。しかし、娘の東京行きに強く反対…
>>続きを読む24時間の休暇を許された貨物船の乗組員たちが、横浜のかもめホテルに宿泊。そのホテルの娘・とも子は、一等航海士・谷村の1才になる息子を連れてきた洋子という女性と出会い、ホテルへ案内する。そん…
>>続きを読む海彦は雪深い海辺の町へ向かう電車の中にいた。手には高校の頃に知りあった雪子からの電報があった。彼は車窓からの景色を眺めながら、高校の記憶を思い出していた。4年前、海彦は父と2人でこの町へや…
>>続きを読むヤクザの昌次とその弟分サブが、愛知県尾西市のおしるこ屋で働くことに。二人は親分の命を受け、店にやってくる女工の引き抜きを画策していた。昌次はサツキという美しい娘に目をつけるが、彼女と同じ定…
>>続きを読む東京下町の工場地帯にある医院で働く看護婦・ひかるは「ピカちゃん」の愛称で呼ばれる工員たちの人気者。ひかると夜間高校で机を並べる勝利、新入り運転手の留次も彼女に恋心を抱いていた。そんなある日…
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