風と樹と空との作品情報・感想・評価・動画配信

「風と樹と空と」に投稿された感想・評価

Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.0
面白かったが心に残るものがなかった。同じ様なシチュエーションなら文子様の青空娘の方が好き。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
いつも通りの日活青春映画。
集団就職の時代。妹役が吉永小百合より可愛らしい。
油屋

油屋の感想・評価

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吉永小百合と浜田光夫の青春コンビが若いエネルギーを爆発させている。高校を卒業した6人が東京に働きに出てきて過ごす日々。清純派の象徴かと思っていたが、さゆりちゃん男女の話で結構過激な発言が出てくる。あふれる若さがまぶしい。
俯瞰と仰角のショットを効果的に使用した撮影がとても良い。開発目覚ましい東京の光景をアナクロニズムではなく、タイムマシンに乗ったようなリアルタイム感覚で味わうことができた。新しい時代への希望に満ちた都市の高揚感を見事に活写している。ロケーションも計算されていて、まるで昭和の東京散歩をしているよう。田舎と都会、富裕層と貧乏人、成功と挫折などの社会的コントラストもしっかり盛り込まれていて、プログラムピクチャーとしては出来過ぎなほど。恋愛や結婚だけではない女性の多様な生き方を提示したラストも清清しい。観ればたちまち明るい気分になれる瑞々しい青春映画の快作。
こづ堂

こづ堂の感想・評価

3.3
吉永小百合主演の青春映画。
吉永らが田舎から就職のために上京し、それぞれが人生を切り開いていく話。

吉永小百合の訛りがいい 笑。コミカルなタッチだったがラストがいまいちパッとしないし、大した話ではない。
ただ、日活青春映画特有の爽やかさは健在。浜田光夫と川地民夫の清涼感。ヴィジュアル面では、松坂屋銀座店の屋上が映ったのが貴重なだった。
集団就職で地方から上京してきた若者たちを主人公に据えた映画は、苦しさや辛さに負けず前向きに頑張る青春像を描く作品と、大都会の魔力に染まって身を持ち崩していく後ろ向きの青春像を描いた作品に分けられると思います。制作会社のカラーや、監督や脚本家の姿勢などの要素が如実に現れてくると思いますが、今回の作品は前者の代表的な作品ではないでしょうか(ちなみに後者の代表は新藤兼人監督の『裸の十九才』かな?)。

――東北の高校を卒業した男女が集団就職で上野駅に到着するところからこの物語は始まります。駅に降り立った彼ら、彼女らを幟を立てて待っているのは企業や商店の担当者たち。高度成長期の人材不足の世の中、地方出身の若者が「金の卵」ともてはやされた当時、季節の風物詩となっていた光景です。そんな雑踏の中、どんな人が迎えに来てくれのかなぁ、と期待で胸をときめかせる一人に、主人公の吉永小百合がいます。彼女を迎えに来たのは企業や会社の担当者ではなく、お坊ちゃん風の青年、川地民夫。そう、吉永小百合は住み込みのお手伝いさんとして上京してきたのです。

住み込んだ安川家は、絵に描いたような当時憧れの上流階級。社長の父親とやさしい奥さん、慶応大学に通う長男(浜田)と高校生の妹の四人家族。誰もが明るく開放的で、一人地方から上京してきた吉永小百合を温かく迎えてくれます。それに対して吉永小百合も、明るく、はつらつとした、気の強い彼女の魅力全開で応えています。それでも、デビュー作の『キューポラのある街』の時代から時は流れ、東京オリンピックを控えた日本は好景気を迎え、格差社会の様相が顕れ始めています。

ある日、奥さんのお供で三越デパートに買い物にでかけた彼女は、7500円(当時!)の特選商品をキャッシュで買う夫人を見て驚いてしまいます。泥田で這いずり回っている両親に比べて、天と地ほどの差。わけもなく落ち込んでしまう彼女に、「私はもうそれに慣れてしまった」と、あきらめ交じりに自分自身の境遇を受け止めている奥さん。

この上品でしとやかな奥さんを演じているのが、加藤治子。ぼくらの世代にとって忘れられないテレビドラマ『寺内貫太郎一家』で、地方出身のお手伝いさんの浅田美代子を我が娘のように可愛がる、あの加藤治子が、ここでも同じように孤独でギャップに悩む吉永小百合を見守ってくれていました。

一緒に上京した仲間たちは、やがてそれぞれの人生を歩き始めます。転職を繰り返す者、同級生同士で結ばれるカップル、やむなく故郷に帰っていく者……。この夢半ばで東京を去っていく青年役を演じた浜田光夫がいい味を出しています。日活の二枚目俳優の中でも、石原裕次郎や小林旭、二谷英明みたいな「闘う二枚目」ではない浜田は、ちょっと軟弱でも人の良い表裏のない好青年を演じさせたら右に出る者がいない貴重な役者だと思います。

集団就職で東京や大阪などの大都会にやってきた若者たちのその後について、興味本位に想像することは失礼でしょうし、かと言って『三丁目の夕日』みたいなきれいごとだけで片付けられるわけでもないでしょう。平成も間もなく終わろうとしている現在、昭和はさらに遠くなっていきます。集団就職それ自体も、昭和という時代を語るうえでの一つのエピソードとして歴史に刻まれていくのでしょうか。
おかつ

おかつの感想・評価

4.2
ふつーに面白かった。
吉永小百合のアイドル映画、どれも結構面白い説。
だからといって今の幾つになってもヒロイン、お母さんキャラはどうかと思うが。

下ネタ言ったり、自分の美貌はちゃんと自認してたり、なんだか可愛い。こういう女の子いいよなー。キャラクターもみんな可愛くて見ていて気持ちが良い。
荒木一郎が出ていてびっくら
SHU

SHUの感想・評価

3.2
集団就職で家のお手伝いさんってあったの…?
仲介業者とかいたのかな 笑
pier

pierの感想・評価

3.2
主演2人の他に川地民夫や和田浩治など若いメンツが勢揃い。
フレッシュな青春映画。
当時アイドル女優として最強だった吉永小百合。今の基準からすると全然だなあと今まで思っていたんだけど、本作では役柄のせいか(プレスシートでは当て書きされた原作とのこと)メチャ可愛いかった。映画としても彼女のアイドル時代のベスト3に入るであろう佳作。

『潮騒』に続く純愛コンビシリーズ第二弾らしいけど、ド清純ではなくラフな津軽弁でおしゃべり好き、男の子に「ちんちん」と言ってドギマギさせたり、友人カップルにどこまでススんだか根掘り葉掘り聞いたりの吉永小百合。自分のことが可愛いと分かっているところも素直に可愛い。

集団就職の上京物語で各人のエピソードも面白いんですが、本作の見どころは役柄では18歳(実年齢も恐らく同じ)の吉永小百合が未成年飲酒をしまくってベロベロに酔っ払うところではないでしょうか。さらに言えば、アサヒビールのネオンのアップ、ビールはもちろんコップの印字もアサヒで、ジュースは全てバヤリースという、どう考えてもアサヒビール提供映画。それで未成年飲酒を当然のように組み込むなんて何とも大らかな時代。。
あと川地民夫が乗るカワサキバイクも看板アップ等で提供と思われます。

みんなで羽田空港に飛行機を見に行くも地元の友人が「飛行機なんか何が珍しいの? 私は基地の飛行機の音を聞くだけでゾッとするわ」みたいなことを言って、さりげなく米軍基地(三沢基地)問題も盛り込んでいるのは、さすが60年代。

浮気がバレて池に突き飛ばされる野呂圭介、あってもなくても良いような役で最高。

優しいご主人様の永井智雄。車での吉永小百合とのやりとりにほっこり。

段落分けの挿絵のように挿入される谷内六郎の絵も素晴らしい。関係ないけど北野武が描く絵本の絵柄の元ネタは谷内六郎かしら?