二人で歩いた幾春秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『二人で歩いた幾春秋』に投稿された感想・評価

4.0
156件のレビュー
夫婦役の高峰秀子と佐田啓二が良かった。祖父母の時代の話なので、同じく貧乏だった祖父母を思い出しながらしみじみ鑑賞しました。

2025-280
May-50
shino
3.5

しみじみと昭和の映画に浸った。

映画はその時代の世情を垣間見る事ができて面白い。 戦争が終わって復員して来た夫は道路工夫の仕事で家族を養う。
一人息子は京都大学に通う程の秀才だ。
妻も小使いの仕事…

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5.0

【 My favorite 100 】

嗚呼、いい映画だなあと、しみじみ思ふ。
おいらも歳をとったものだ。こういうよさがわかるようになるとは。よかった、よかった。

倍賞さん、ほっぺぷくぷくで、か…

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cuumma
4.2

リアカーを引く貧しき道路工夫(佐田啓二)とその妻(高峰秀子)は、一人息子の成長が励みであり楽しみでもある

高等学校に入学した息子を見て夫は「かーちゃんのお陰だ」と言い、妻は「とーちゃんのお陰よ」と…

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4.2
「生誕100年 映画女優 高峰秀子」
昔、浜松時代に木下惠介記念館で見て以来。
高峰さんと佐田さんの名コンビ。
『風前の灯』もスクリーンでまた見たいな。
今回のシネマリンのフィルム上映は嬉しかった。
素朴だけどとても良い話だった。
生活はギリギリだけど両親も子供もお互いを思い合って頑張って生きてる雰囲気が伝わった。

木下恵介監督で高秀子の昭和の母(高度成長期ぐらいの)という感じの映画。語り手は道路工夫の市役所の小使いとして住む一家(妻が小使い役なのか?)。そんな苦しい生活の中で短歌を詠みながら歌物語として息子の…

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1962年製作。この頃の映画は白黒とカラーが混在していて、これは白黒。シネマスコープサイズ(1:2.35)。
似た題名のカラーの木下恵介作品「喜びも悲しみも幾年月」の方が古い(1957)のでなんだか…

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道路工夫が、わずかな球菌から息子に仕送りし、京都大学を卒業するまでの夫婦愛と、親の期待に応える息子を描いた、木下恵介作品。
4.9
時代と子供に賭ける夫婦。だんだんと最後のほうになって父の佐田啓二に魅せられていった。

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