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或る殺人
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目次

『或る殺人』に投稿された感想・評価

4.0
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-555 再鑑賞
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 471/1001

🖋法廷ものの古典的な名作のひとつ。とにかく凄いのは160分の長尺を事件のフラッシュバックなど一切の振り返りのシーンがなく法廷での弁論だけでもたしてしまうとこころ。これはひとえにジェームズ・スチュアート演じる弁護士と検事とのヒートアップする審議の面白さ、すなわちプレミンジャー監督の演出ならではです。

🖋この、本来法廷ではあり得ないだろう弁護士と検事のヒートアップ、ヒートアップした弁護士を抑えようとして検事がさらにヒートアップするその応酬は圧巻。判事はそれを楽しんでいる素振りすらあるのがほんと面白いです。音楽はD・エリントンでジャズで全体を盛り上げるのも小気味良いですね。

🖋 ジェームズ・スチュアートが演じる弁護士が素晴らしい。時に大げさな演出で、時に謙り、そんなやり方で、結審へと導いていく様は爽快ですらあります。

🖋裁判の結審する最終の論点があやふやなのも、このやり取りを見ているとぶっ飛んでしまいます(本来、レイプの真偽と心神喪失の殺人は別物かと。。。)。パンティが審判の中心となりパンティで結審するユーモアさは絶妙です!!

😆物語は。。。(参考:yahoo movies より)
検事の職を辞したのち、弁護士事務所を開業したビーグラー。だが、彼の事務所は閑古鳥状態で秘書にもろくな給料を払えずにいた。そんなある晩、釣りから帰ったビーグラーのもとに昨日起きた殺人事件の容疑者の妻ローラから弁護依頼が舞い込んでくる。その事件とは、彼女の夫で陸軍中尉のマニオンがローラをレイプした知人バーニーを射殺したというものだった。やがて裁判が始まると、検察側はローラがバーニーと不倫関係にあったと主張、キレ者検事ダンサーの巧みな戦術に追い詰められていくビーグラーだが…。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『或る殺人(1959)』
原題(英題):『Anatomy of Murder』
🎥製作国 :アメリカ
🎥初公開 :1959
日本公開 :1959/11/14
🎥上映時間 :160分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):オットー・プレミンジャー
脚本 :ウェンデル・メイズ
原作 :ロバート・トレイヴァー
撮影 :サム・リーヴィット
音楽 :デューク・エリントン
出演(声優):ジェームズ・ステュアート

🔸Overview (映画. comより)———————
若い陸軍将校が妻を強姦した男を射殺するという事件を中心にしたロバート・トレイヴァーのベスト・セラー小説「殺人の解剖学」の映画化。脚本は「追撃機」のウェンデル・メイス、監督は「悲しみよこんにちは」のオットー・プレミンジャー、撮影を「手錠のままの脱獄」のサム・リーヴィットが担当している。出演は「めまい」のジェームズ・スチュアート、「群集の中の一つの顔」のリー・レミック、「モンテカルロ物語」のアーサー・オコンネル、ベン・ギャザラ、イヴ・アーデンら。他に音楽担当者デューク・エリントンや実在の裁判官なども1役買っている。製作オットー・プレミンジャー。
犬
3.8
パンティ

弁護士のポールは、マニオンという女性からクウィル殺害の容疑がかかった夫の弁護の依頼を受ける
彼は、一時的錯乱を理由に無罪を主張するが....

若い陸軍将校が妻を強姦した男を射殺するという事件を中心にしたロバート・トレイヴァーのベストセラー小説の映画化

なかなか見ごたえのある法廷ミステリー

裁判のシーンがメインです

弁護側と検察側の激しい攻防
時折、笑いが起こる
異議ありが多い

全体的に雰囲気良かったです

ジェームズ・スチュアートの弁護士役がキマってて、かつ笑えた
リー・レミックのメガネ姿可愛い
ジョージ・C・スコットはなかなかのキレ役
4.1
『落下の解剖学』の鑑賞余韻をまだ引きつつ、ジュスティーヌ・トリエ監督がこの作品を参考にしたと知り俄然観たくなったのです。

160分の法廷ミステリーですが、多分100分は法廷シーンです。
しかし全く飽きることなく面白く観れました。
オットー・プレミンジャー監督はとても野心的で、時代に逆らい映画的タブーに挑戦しそれを打ち破って来た方です。この作品には当時"禁止されている言葉"をふんだんに散りばめていて、かなり下ネタも使っています。


元検事で今は閑古鳥の鳴く弁護士事務所を開いているビーグラー(ジェームズ・スチュワート)はある日、1本の弁護依頼の電話を受ける。それはローラ(リー・レミック)という女性からで「殺人事件の容疑者として夫(ベン・ギャザラ)が勾留されている。私をレイプした男を射殺したからだが助けて欲しい」と。勝ち目のない弁護だが、秘書に給料も払えていない状況を打破するため、検察側の切れ者検事ダンサー(ジョージ・C・スコット)に追い詰められながらも、ユーモアも入れつつ陪審員を引き込んで勝利を目指す。


パンティ、性行為、避妊薬、精液、オーガズムなどの言葉が溢れる。

この作品のMVPは私的には裁判長。おとぼけで、検事や証人らから口に出た言葉を何度となく陪審員に「今のは聞かなかったことにして」と言うのが愉快。

音楽担当はデューク・エリントン。
作中に楽団での生演奏シーンがある。デューク・エリントンとジェームズ・スチュワートがピアノの連弾をするシーンもあった。


『落下の解剖学』は法廷の雰囲気の緊迫感や若干の抜け感などをトリエ監督が勉強したのかな?と想像しながら観終えた。

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