No.2950

ベルイマン版を宅配レンタルしたつもりが、なぜかケネス・ブラナー版が届いたｗ

まぁ、ブラナー版も未見なのでよかったけど。

私は「アマデウス」が好きすぎて、オールタイムマイベストの１本なんですが、

魔笛なんて、どんなストーリーなのかなんて全く知らないし、今まで知ろうともしてこなかった。

アマデウスの中にも当然、魔笛を上演するシーンはあって、耳なじみのある曲たちも、実際はこういうストーリーのこういうシーンで使われてたのか！　と新鮮な感動。

夜の女王がすさまじい高音で歌う箇所とか、

男女が「パパパパ」言い合ってるのも、やっと意味が分かったｗ

あぁまたアマデウスが見たくなった！！

ただ、一回見ただけじゃなんだか話もわかるようでわからんので、改めてベルイマン版を見ます。

舞台を第一次世界大戦に移していて、延々と続く塹壕は
「１９１７　命をかけた伝令」を思い出しました。

モーツァルトの『魔笛』をケネス・ブラナーが映画化、というから、ドラマにしたのかと思ったらオペラの歌曲そのままを実写化？してた。
だから俳優の皆さんは全編歌っているわけだけど、オペラ入門編としては良いのかなあ？どうなのか。
ただ舞台はオペラと違い第一次世界大戦中、ということになってて、ケネス・ブラナーの平和への思いが現れてました。たくさんある白い兵士のお墓には日本人の名前もいくつも（漢字で）刻まれていて不思議な感じ（笑）。魔笛の音色で世界が平和になり、緑で覆いつくされれば良いのに。
それにしても３人の少年の歌声が素晴らしかったです。

※追記
今の時代にこの映画を作ろうって作ったケネス・ブラナーに敬意を表さなきゃなとスコアアップ。
モーツァルトなりシェイクスピアは上演し続けなくては。
あとあの夜の女王の有名なアリアは、昨今はめでたい席なんかで披露されたりするけどけっこう怖い歌詞なんよね。

正直

作曲家モーツァルトが生涯最後に完成させた同名オペラをケネス・ブラナー監督が、舞台を古代エジプトから第1次世界大戦下のヨーロッパに置き換えて映画化

ミュージカル舞台みたい

音楽は素晴らしい
聞いたことある歌も

ロマンスに戦争
ストーリー的にはまあまあかな

音楽をもとに、映像と演技で楽しめました