🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-501 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋やっぱりヘップバーンは最高ですね！！この作品を見るたびにそう思わされます。終始耳に残る『魅惑のワルツ』と共に脳裏に残る作品です！！

🖋️オードリー・ヘプバーンのビリー・ワイルダー監督作品への出演は『麗しのサブリナ』に次いで2度目となる作品、ワイルダー流のコミカルで優しい世界観の中で、目一杯ヘップバーンの魅力を引き出したロマンティック・コメディの名作です。『魅惑のワルツ』の美しい調べに乗せて、年上の男に憧れる音楽学校の学生アリアーヌの背伸びした恋がユーモラスに、またロマンチックに描かれています。

🖋️オードリー・ヘップバーンにゲイリー・クーパー、年の差がある2人のために書き下ろされた脚本。2人のスターのオーラに魅入ってしまいます。特に魅力全開のオードリー、ジバンシーに身を包み35年間ウェスト50㎝と全く変わらなかったとジバンシーに言わしめた、ファッション・アイコンとして、ほんとキュートで光り輝いています！！とにかく背伸びして見せるジーンにはもう胸がキュンとなります！！あと父親のモーリス・シュヴァリエがなんとも言えない良い味を出してくれます。

🖋️物語も、特にクライマックスの駅のシーンが印象的、父親の優しさとオードリー演じるアリアーヌの想いがフラナガンに伝わった時、涙が溢れ出しました。。。『魅惑のワルツ』を聞く度に思い出すシーンですね！！

🖋️追伸、楽団の4人組、どこまでもついていくのが、もう最高！！

😌Story:（参考: Amazon）
パリのベテラン私立探偵シャヴァスは、X氏の依頼で夫人の浮気調査をしていた。その浮気相手は、プレイボーイで有名なアメリカの大富豪フラナガン。シャヴァスの報告に逆上したX氏は、拳銃を手にフラナガンのいるホテルに向かう。隣室でやりとりを聞いていたシャヴァスの娘アリアーヌは、凶行を阻止すべく行動を開始する……。

🔸Database🔸
・邦題 :『昼下りの情事』
・原題 :『Love in the Afternoon』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1957
・日本公開 : 1957/08/15
・上映時間 : 134分
・受賞 : ※※※
・監督 : ビリー・ワイルダー
・脚本 : ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
・原作 : クロード・アネ『アリアーヌ』
・撮影 : ウィリアム・C・メラー
・音楽 : フランツ・ワックスマン
・出演 : ゲイリー・クーパー、オードリー・ヘプバーン 、モーリス・シュヴァリエ

🔸Overview （参考:映画. com）🔸
パリを舞台にしたロマンチックコメディ。音楽院でチェロの勉強をしているアリアーヌは、私立探偵である父親の仕事に興味津々。素行調査に登場する億万長者のプレイボーイ、フラナガンの存在が気になってしょうがない。一計を案じ、彼との出会いに成功するが、数々の男を手玉に取った遊び人を装ってしまう。2度目のワイルダー作品となるオードリー・ヘプバーンが、背伸びした純情な娘を好演。フラガナン役は当初、ケイリー・グラントが打診されていた。

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オードリー・ヘップバーン主演のコミカルロマンス作品。

舞台は愛の街パリ。
チェロを習っている年頃の娘アリアーヌ。
彼女の父親は、私立探偵。
アリアーヌは父親の浮気調査報告を盗み聞きして、依頼人が浮気現場で妻を射殺しようとしていることを知る。
アリアーヌは浮気現場のリッツホテルに乗り込み、浮気中の妻と浮気相手のフラナガンにそのことを伝え、何とか難を免れる。
フラナガンは、実業家とはいえ不倫スキャンダルの常習犯として有名な老人。
アリアーヌは早速彼に口説かれ、遊び人とはわかっていてもあっさり心を奪われて忘れられない存在に。
やがてアリアーヌはフラナガンと恋の駆け引きを始めるが……

「俯せに寝る女性の86%は秘めた恋をしている」
名曲「魅惑のワルツ」がストーリーを盛り上げます。
とはいえ当時20代のヘップバーンが2倍も年上の女たらしの爺さんに初恋を抱くことに、どうしてもロマンスを感じられない。
実際に爺さんを演じたゲイリー・クーパーは本作品公開の4年後に他界している。
ヘップバーンは本作に限らず「パリの恋人」など爺さんと恋に落ちる作品が多いですね。
「彼女はニューヨークで終身刑になるだろう」
死刑にならなければよいのですが。
不倫、個人情報の漏洩に加えて、ワンコのルルへの虐待の罪状もあるし......　


BS TVで鑑賞

BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。

いつもは作品を観てから皆様のレビューを拝見させて頂いているのですが、今回は変に時間が空いてしまい作品を観る前にレビューを読ませてもらいました。
ほとんどの人が辛口レビューで 観る前にちょっと不安になってしまった。
でもって 見終わった感想としては それ程ひどい作品だとは思わなかったが 辛口になるのも分かる気がする。

私立探偵を父に持つ娘アリアーネは父の職場にあるファイルからアメリカ人の大富豪フラナガンの資料を盗み読み、彼に恋心を抱いてしまう。
フラナガンに会う機会を得たアリアーネは 恋愛経験豊富なプレイガールのフリをして彼をモノにしようと あの手この手で近付こうとする。
そしてフラナガンも彼女の事で頭がいっぱいになり やる事なす事手につかない。
プレイボーイの大富豪の男(おじさん)とプレイガールのフリをする貧しい女性。ふたりの情事の行方は・・・

まずフォロワーの皆様がお怒りになっているのは おっさんと若い美人な女性との情事 っていう設定ですよね。
こんなに若くて美人でスタイル良くて気立てのいい娘さんが 大金持ちだからといって写真を見ただけで こんなおじさんに興味を持つかかなり疑問。ましてや出逢って恋に落ちるなんて。到底理解できないし それだけで物語に入っていけない。
なのでこれは『コメディ』として楽しもうと途中で決心した。
劇中で行われていることは全て『コント』なんだと。
コメディとして観れば結構笑える。
妻を寝取られた ブチャイク な旦那が銃を持ってホテルに押し掛けたり フラナガンの お抱え楽団 がサウナの中にまで入ってきて演奏したりと コメディ要素もかろうじてある。

そう。この作品は90分位の尺にしてコメディにしてしまえば「アパートの鍵貸します」に匹敵する名作になったかもしれないのに。
本作のターゲット層がまずわからない。この作品を観て心底楽しんでいるのは本当のお金持ちのおじさんぐらいではないか？

ラストも正直 微妙。
散々 不貞を繰り返しといて無理矢理 感動のラストにしようとしても。
なんか演じているオードリーが段々かわいそうになってきた。

本作の大富豪フラナガンを見ていると どうしてもアンジャッシュの渡部 建とダブって見えてしまう。
いつの時代も金持ちで女ったらしというヤカラは・・・


😷コロナパンデミック中に鑑賞。😷