西部劇ファンの方、監督、俳優陣ファンの方、本作は必見ですよね！
法曹を目指す若者、政治家を志す方々にも、是非観て欲しい。

加えて、投票権獲得、民主主義の源も垣間見れるので、学生さんにも広くお勧めします！

真っ直ぐなストーリーライン
上院議員が、思い出の地を訪れ、かつての盟友トムの死を悼みつつ、生前を振り返る作品

東部と西部、北部と南部　州と準州
これらの対比が分かりやすく描かれていて、アメリカ史の教科書としても端的で良かった。

掘り出しもの！
無法者リバティはメチャクチャなのですか　が、映画自体はとても品行方正な映画なので、ある意味、心洗われる作品です！

近代化が押し寄せる西部の田舎町を舞台に州への昇格で対立する住民を描いた西部劇。
ジョン・フォード監督がメガホンを取り、ジョン・ウェインとジェームズ・スチュアートがW主演、ヴェラ・マイルズがヒロインを演じ、リー・マーヴィン、エドモンド・オブライエン、アンディ・ディヴァイン、ウディ・ストロードらが共演。　　
　
近代化の波により駅馬車から鉄道に移り変わる1880年代。
「西部へ行け　若者よ」　
ロースクール出たての若造弁護士ランス（ジェームズ・スチュアート）は、東部から西部に駅馬車でやってきたが、田舎町シンボーンの郊外で無法者リバティ・バランス（リー・マーヴィン）らによる強盗にあい重傷を負う。ランスは銃の名手トム（ジョン・ウェイン）に助けられ、町の食堂へ運ばれる。食堂の娘（ヴェラ・マイルズ）の看病によりランスは回復し、皿洗いやウェイターなどをして恩返しをする。そんな折、準州存続で土地を牛耳ることを目論む牧場主らと、州への昇格により街の発展を希望する町の人々が対立する…　　

「サボテンの花（カクタス・ローズ）は咲いている？」
ランス議員夫妻が旧友の葬儀に出席するために、久しぶりに西部の田舎町に汽車で訪れるシーンで始まる。町に鉄道が通ったおかげで周囲の様子は一変していたが、郊外にある故人の焼けた廃屋だけは昔のまま残っていて、周囲に咲くカクタス・ローズが哀愁が漂う。
ランスとトムによる食堂の娘との三角関係を交えながら、法による正義だけでは平和を維持できない開拓時代の人々の生活を描いている。
ロースクールを卒業したばかりの若造弁護士が当初は法による正義を主張していたが、最後は銃に頼らざるを得なくなる経緯が丁寧に描かれている。
もともとの開拓者である牧場主たちと後から住み着いた町の人々の利害関係や意見の相違も見どころです。
後半は控えめだったジョン・ウェインが最後にストーリーをひっくり返し、存在感を示す名作です。
「カクタス・ローズをトムの棺の上に置いたのは？」　

2025.2　NHK BSにて鑑賞（プレミアム・字幕：岡田理枝）
2023.5　BS日テレにて鑑賞（日曜ロードショー・字幕）
2021.10　NHK BSにて鑑賞（BSプレミアム・字幕：岡田理枝）

• #鉄道シンボーン駅
• #上院議員夫妻
• #シンボーン・スター新聞
• #駅馬車"大陸横断号"
• #サボテンの花"カクタス・ローズ"
• #選挙
• #キャピトル・シティー

フェイブルマンズ🎬を観たので、こちらも鑑賞。
ジョンフォード作品。
出演はジョンウェイン、ジェームズステュアート、ヴェラマイルズ、リーマーヴィン。
リーヴァンクリーフもいます。
新米弁護士ランスと
荒くれ者リバティバランスの対決。
銃には銃をのトムと
ヒロイン、ハリーの揺れる恋心。
リバティバランスを恐れて
1人しかいない保安官はやる気ゼロ。
ステーキ定食が出てくる。
極悪人なのに、
選挙に立候補するリバティバランス。
投票する人はいるのか？
ラストは大どんでん返し。
いや、プチどんでん返しでした。
音楽はニューマンファミリーの
アルフレッドニューマン。

• #アルフレッドニューマン