ラスト・シューティストの作品情報・感想・評価

「ラスト・シューティスト」に投稿された感想・評価

アノ

アノの感想・評価

4.5
ジョン・ウェインをジェームズ・スチュワート、ローレン・バコール、ジョン・キャラダインが支えてドン・シーゲルとブルース・サーティースが見送りロン・ハワードへ繋ぐ、というこの構図に作品以外のものが乗っかりすぎてマトモに評価することは不可能。
シーゲルも役者への演出に徹している気がする。特にバコールへの泣かせが凄い。シーゲルが撮ってきた女優の中で最も美しく撮られているのでは。
決闘前夜のウェインの部屋の扉をハワードが閉めたときの闇の広がり方がサーティースらしくて好き。
ロン・ハワードがピストルを拾い上げる瞬間は感動!しかし目的を果たしたらすぐにピストルを投げ捨てる。しかも、かなり遠くの方へ。そして、それを見たジョン・ウェインは黙って頷く……。
GaPTooth

GaPToothの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウェイン。
なんてチャーミングな男なんだろう。
そして最高にCOOL(・ω・ゞ-☆

クライマックスは、
1901年1月29日。午前11:00。酒場Mにて。
リチャード・ブーン
ヒュー・オブライエン
ビル・マッキーニー
役者が揃ったところへ我らがジョンが颯爽と登場。緊張感漂うガンアクションの末に..
とんだ伏兵バーテンダー|д゚)!!

ああジョン...
見届けたロン・ハワード...
駆けつけたジェームズ・スチュワート...
言葉など要らない(*’ω’ノノ゙☆パチパチ...

『決して威厳を失わず、
 信念も曲げず、
 誇りを胸に堂々と逝った』
( 」゚Д゚)」カッコ良すぎるやろぉー♪

ロン・ハワードを「坊や」と呼んで使い走をさせる一方で、射撃を教えたり、愛馬ドラーを託すなど愛情と期待を感じさせる辺りが上手い。

ロン・ハワード(当時22才)
この年、ロジャー・コーマン製作総指揮による『バニシング・IN・TORBO』で脚本(父親と共同)+監督デビューしたばかり。
この時のジョン・ウェインからすれば、確かに「坊や」だなぁ...本当に感慨深い。
"レジェンド・オブ・ミスター西部劇"であるジョン・ウェインの遺作。死期が迫ったガンマンであるブックスが、死地として選んだ下宿を中心に巻き起こる争いを描いている。

病に侵されて死を目前にしても、このまま死を迎えようとするブックスだが、これまで積み重ねてきた"業"が彼を見逃すはずは無く、名誉目当ての輩や恨みを持つ者達が次々と迫り来る。

世話になっている下宿先の母子に迷惑かけまくってるので当然ぶつかり合うが、だんだんと心を通わせあう姿は、面倒見の良い老人でしかない。でも、もしかしたら彼は優しくなったのではなく、ただ一人で生きてきて、そのまま一人で死ぬことが寂しかったのかもしれない。本当に不器用すぎて、全然うまくいってないけど。生来のものと思われる皮肉屋気質なのも原因だろう。

戦いに向かう時のブックスが、本作でもっとも心に余裕があったように見える。戦わずとも死はすぐそこまでに来ているけど、自分で決めた生き方、死に方で終わらせようと、清算しようとする彼と夫人の少ない別れの言葉は、非常に心に来るものがある。

ブックスの過去シーン、という扱いではあるが、「赤い河」、「リオ・ブラボー」といった過去の名作のシーンが冒頭に挿入されている。これがジョン・ウェイン最期の作品となったが、本作から遡って素晴らしい過去作に触れる良い機会になるだろう。

この作品で、一度西部劇は死んだのかもしれない。静寂の中で秒針のようなノイズが鳴り続ける、永遠にも感じるラストシーンを観ながら、そんな事を考えた。
ジョンウェインの渋さのあるカーボーイ姿が良いですね。
銃でのアクションは、最初と最後しかなく荒野の用心棒よりかは派手さが無い映画ですが、それがカーボーイの終わりを告げる感じがして、これが戦いの場から去っていく者の姿なんだと思いました。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0
『リバティ・バランスを射った男』では死にきれなかったジョン・ウェインがここでは自ら色々なものを精算して散っていく。傍らで死を看取るのは若き青年と年老いた医師(ジェームズ ・スチュワート!)だ。老いて尚力強さに説得力があるのは流石。かつての愛人は暴露本を出版しようとする守銭奴となり思い出は霧散。諍いと謝罪を繰り返すバコールとの関係。姑息なキャラダイン翁。赤いクッションとナプキンを『投げる』ウェインの在りし日の姿に涙。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.5
西部劇をそんなに見ない私でも、時代が変わっていくなかで自分の人生に自らの手でけりをつけるジョン・ウェインの姿にはグッと来た。特にラス前のローレン・バコールとの無言のやりとりは涙がこぼれ落ちそうになってしまった。ジョンの死を見とるのがジェームス・スチュワートとバコールというのも粋である。
でもこの映画が当初クリント・イーストウッドにオファーがあったという噂があるが、そうなったら全く別の映画になっていたんだろうな。
うる

うるの感想・評価

3.3
B
53
ドンシーゲル監督

C
54
インディペンデンスディリサージェンス
あきお

あきおの感想・評価

4.0
ジョンウェイン最後の出演作品で日本では配給会社がウェインが亡くなるまで何年かお蔵入りにしていた映画です。西部劇が売れなくなった年代とはいえひどい。
癌で余命宣告を受けた伝説のガンマンが余生を平穏な静かな生活ではなく、自分の生き方を貫いて死んでいく物語で主人公の生き方とウェイン本人がダブって見えてしまいます。しかし特に対立している訳でも、憎んでる訳でもない相手と決闘するのは珍しいパターンかも。
K

Kの感想・評価

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ジョンウェインの遺作。今日ツタヤで発見しました。ガンを患った老ガンマンを見事に演じきっていた。ジョンウェインはやはりカーボーイハットと拳銃と馬がよく似合う。
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