2024/2/4
映画女優 高峰秀子特集で鑑賞。互いに好意を寄せながらも病や生活に追われている、看護師のあき子と作曲家の日高。とにかく白衣姿の高峰秀子が可愛らしく、休みの度に日高の元に通う様が甲斐甲…
黒澤明の『羅生門』『生きる』『七人の侍』、溝口健二の『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』、成瀬巳喜男の『めし』など名だたる名監督と組んで数々の映画音楽を残した早坂文雄(1914-1955)が音楽を担…
>>続きを読む胸を患った音楽家を支える看護婦のもとにある実業家が求婚にやってくる。
結核が死の病だった時代か…
献身的な高峰秀子、命を削り作曲を続ける上原謙。抱擁する二人の姿が神々しい。
対抗馬の若原雅…
霧の立つ自然の中にある上原謙が住んでいる可愛い一軒家。夢ありすぎの住まい。武蔵野とかあたり?どこですか?ベッドの横にはピアノ、そして非番の日には訪ねてくれるあなた、デコちゃん。昼はとうもろこしで簡単…
>>続きを読むちょいと演出や、映像表現の端々に
「インテリ・ブルジョア層の為の(による)悲恋物語」的な気取りが匂ってきて、若干鼻につくのですが、高峰秀子なので☆5で。
今作の音楽も担当し、実際に結核を患っていた早…
『虹を抱く処女』(1948) 音楽は早坂文雄で結核に病む彼をモデルにしたと思われる作曲家と看護婦との恋。演じる上原謙と高峰秀子の魅力で映画がキラキラ。2人による戯曲のような雰囲気で、描かれる精神性が…
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