夏の盛りに、銀色の日傘をさしてやってきた女房が、3度目の家出をして6日が過ぎた――― 直木賞受賞の村松友視の原作を、才匠・森崎東監督がメガホンを取った意欲作。人間っぽく、人なつこい、コクの…
>>続きを読むのどかだけど、どこか不思議な町“ささら”で、生後間もない子供を抱いて途方に暮れていたサヤ。人を疑う事すら出来ない頼りないサヤの事が心配で心配で・・・、ユウタロウは成仏出来ずに彷徨い、時に他…
>>続きを読む関西のヤクザ・坂西組は、三代目組長が倒れてから妻・葉月が切り盛りしていた。舎弟頭の寺田は四代目の座を狙っていたが、若頭補佐・赤松の出所と三代目の死によって組の主導権争いが勃発。さらに赤松を…
>>続きを読む売春防止法の施行直前の東京。義治と蔦枝はただあてもなく歩いていた。蔦枝は「赤のついている方へ行ってみたいの」と交差点を思いつきで幾度も渡り、そして二人が辿り着いたのは洲崎にある遊郭街「洲崎…
>>続きを読む上方落語の重鎮・笑満亭橋鶴が“しょーもない”騒動の末に亡くなった。亡きがらのそばで一晩を過ごす「寝ずの番」の席に、弟子やゆかりの人々が次々と訪れる。しんみりと始まった思い出話は、やがて故人…
>>続きを読む弓子は憧れていた予備校講師・三村とひょんなことから親しく話をする機会を持つ。酔いつぶれた2人は三村の愛人・和子の部屋で泊まることに。そして、弓子と三村は急速に親しくなり、愛しあうようになる…
>>続きを読む