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『はだかっ子』に投稿された感想・評価

Omizu
3.8
【1961年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
『湖の琴』田坂具隆監督が近藤健原作の同名児童文学作品を映画化した作品。キネマ旬報ベストテンでは第8位に選出された。

先生を演じた有馬稲子が素晴らしい。生徒に寄り添いながら先生の役割というものを思考していく役を魅力的に演じている。もちろん子どもたちもいい。

カラーで紡がれた映像もとてもよかった。田坂監督のヒューマニズム溢れるストーリーテリングに感心した。『女中ッ子』もとてもよかったが、カラーになったことでより戦後の空気というものをリアルに感じられた気がする。

人生の酸いも甘いも味わっていく元太、インドネシアで戦死した父を想いながら強く優しく育っていく。一人を除いて善人しか出てこない作品で、作り手の優しい思いが伝わってくる。

悲劇も何もかも乗り越えた先に見えてくるものは何だろうか。実に前向きで力強い人生賛歌。田坂監督の叙情的な演出が光る秀作子ども映画。
これは素晴らしい映画だった。この前に見た「しとやかな獣」が心のきれいな人が一人も出てこないブラック・コメディだったのに対して(決して否定はしてません)、こちらは心の汚れた人が一人も出てこない、子どもたちの真っすぐな心に涙がとまらない名作だった(汚れちまった大人はちょっとだけ出てきますが)。
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Filmarksのコメント数も、見たいチェックもその数が信じられない程少ないのはなぜだろう? これはもっともっと見られるべき作品だと思います。
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戦争の傷跡がまだまだ身近だった1961年、東京近郊の米軍基地の近くに住む主人公の少年ゲン太(小学校6年生)。父親はインドネシアで戦死して、父親とは兄弟弟子だったという大工のおじさん夫婦の家の二階に、母親と同居させてもらっている。母はニコヨンと呼ばれた日雇い労働をしたり(日当240円は百円二個と十円四個だからニコヨン)、チンドン屋の三味線引きをして生計を立てている貧しい暮らし。ゲン太はガキ大将っぽい所はあるが、母親が大好きな真っすぐに育った少年だ。(ヨイトマケの唄を思い出した)
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小学校の担任のあき子先生(=有馬稲子)や、学校の友達、大人たちとの様々なエピソードがつづられて行くのだが、何気ない描写が今とは違う時代を的確に映し出していてとても興味深かった。
・犬は庭先の犬小屋で飼うもので、家の中には決して入れなかった。野良犬を捕まえる「犬取り」と呼ばれる人がいた
・登下校で交通量の多い広い道を渡らなければならない子供達。信号も横断歩道もなく、車のすき間を見つけて渡る様子は見ているこっちがハラハラする。
・東京周辺の小学校は、1951に所沢近郊にできたユネスコ村という遊園地(世界各国の特徴ある家がたくさんあるテーマパーク)に遠足や写生会で行くのが定番だった(ユネスコ村は1990年に閉園)
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私が素晴らしいと思ったのは、
・社会科でユネスコについて丁寧に教える授業風景。
それまでにも不戦条約はあったけれど戦争は起こってしまった。戦争をなくすためには不戦条約だけではダメで、人の心の中に平和の砦を築く必要がある。そのための組織がユネスコ。「人の心の中に平和の砦を築く」とはどういうことでしょう? と問いかけて子供たちにわかりやすく説明していくシーン。大人の私にも響いたワ。
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・学校での親子討論会(こんなのホントにやってたのかな?)
競輪(賭博)は良くないと大人たち(特に運営者である父兄会会長に)に迫る子供達。「競輪は経済面でいいこともあるんだよ」と言いくるめようとする会長に、ゲン太が食い下がる。「会長さんはいいこともあると言うけど、会長さんは弱い者いじめをしているじゃないか」。(ゲン太は貧しい友だちの家の生活が会長に踏みにじられたのを知っていた)
このあたり、カジノ施設導入に突然手を挙げたどこかの首長に怒った市民の抗議を思い出して、決して昔の話ではないなと・・・
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子供たちのセリフ回しは、芦田愛菜ちゃんはやっぱりうまいんだなと思ってしまうようなものだけれど、すぐにそんなことは気にならなくなります。今だからこそ見てほしいホントに良い作品でした。
子役たちと大人たちが総がかりで“人の行くべき道”を進んだ秀作。

ただし、古さとわかりやすさと十二才児童らの演技の限界性を、中盤まで私は「まあまあだね」と一括(くく)りして侮ってた。先生役の有馬稲子さんと主役の六年生・元太(伊藤敏孝くん)とのお相撲シーンが一番の見どころ、、、などと本当に侮ってた。
ごめんなさい。
講堂での風変わりで痛快な「討論会」シーンから、侮れない映画になった!(←議長の男の子最高。)
堅実な魔法性の見られた遊園地。同級生女子(大鐘光子ちゃん)との関係性イイね。
運動会のところから先は読めたが私、泣けた。あらかた涙をしぼりとられ、もう新たな落涙はないだろうと思ったのに、先生が探し当てた元太の“泣き場所”に、さらに二滴か三滴泣かされた。

先生の有馬さんは、超残業中もそうだが不在時さえも(?)作品を底支え。彼女が子供たちと喋る映画って、『かあちゃんしぐのいやだ』がそうだったが、きっとハズレがない。子供と向き合ってるというより“年の離れた小さな大人”に対するような独特の尊重感が、少し蓮っ葉な早口の中に漲ってる気がいつもする。
先生を役回り的に「外野」代表とするならば、「内野手」の一人である三國連太郎さんの貢献度大。本作の彼は(野球の譬喩を続けるなら 笑)全打席ヒット的。
母(木暮実千代さん)の飾り気のなさとボヨン感も良。
もちろん、絶対的な主役は元太! まるで延長18回投げ抜き完投投手的なその伊藤くんの頑張りを、称えたい。

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