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しろばんば
動画配信は2025年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
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目次

しろばんばが配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
Prime Video見放題初回30日間無料 600円(税込)
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しろばんばが配信されているサービス詳細

Prime Video

しろばんば

Prime Videoで、『しろばんばは見放題配信中です。
Prime Videoには初回30日間無料体験期間があります。
無料体験中は13,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。

Prime Video
配信状況無料期間と料金
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600円(税込)初回30日間無料13,000作品以上可能3端末-
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142,000作品以上
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Prime Videoの特徴
  • 業界最安値水準のコストパフォーマンス
  • 定番作品の網羅性と質の高いオリジナル作品
  • 様々なプライム会員特典が利用可能

Prime Videoに登録する方法

  1. Prime Video トップページから、30日間無料体験のバナーを押します。

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Prime Videoを解約する方法

  1. Prime Video にログインした状態で、トップページからアカウントメニューを開きます。

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  8. 再び画面をスクロールし、「会員資格を終了する」ボタンを押します。

  9. 再び画面をスクロールし、「特典と会員資格を終了」ボタンを押します。

  10. 解約手続きが終了すると、プライム会員資格の終了日が表示されます。終了日までは利用を継続できます。

『しろばんば』に投稿された感想・評価

井上靖の自伝的小説が原作。主人公は低学年男子。実の親や本家とは離れて婆ちゃん(曾祖父の妾)と2人暮らし。多少の確執はあるが、時には敬い距離を置きながら関係を保っている大人達。
こうちゃんは婆ちゃんが大好き。でも、もっと好きなのがさき子姉ちゃん(実は叔母)。
古き時代、大正初期の伊豆の湯ケ島に思いを馳せ、姉を慕う幼い心と悲しい別れに切なくなった。
しろばんばって何だ 角川ホラー文庫かって思ってたが、ワシ知らんかった。以前は教科書にも乗ってたらしい。井上靖の自伝小説。

伊豆の山奥では、夕方に綿くずのように舞い散る不思議な白い生きものが浮遊しはじめる。村の子供たちはこの生きものを夢中で追いかけ廻し~
と美しいタイトルバックで説明してくれる。要は雪虫のことらしいが、はて雪虫というのが分からない。ま スカイフィッシュ的なものということで・・・

舞台は大正四、五年の伊豆。幼い洪作少年の目からみた四世代にも渡る家族親戚、本家との関わり。そして離れて暮らす実の両親、おぬい婆さんとの二人暮らし あこがれのさき子叔母との交歓がつづられる。

洪作少年は少しずつ周りの世界、己の境遇について考えはじめる。彼は行動の途中で急に引き返すということをよく繰り返す。大人にはきかん坊と映るが彼には正当な理由がある。たまたま出生の秘密を聞いてしまったが、まだ本当の所はよく分からない。ただ近くにいる人と離れたくないだけ。

おぬい婆さんというのは曾祖父の妾で血縁はない。洪作を人質にというのは満更でもなく彼女にとっての安全保障だ。うちにも似たような骨肉の光景があるからよく分かる。上の家、本家からしたら仇敵のような人で煙たがられている存在だ。
坊、ぼうと構うあの溺愛ぶり。おめざに飴玉をやり、たまに作るライスカレーとあの土蔵での暮らしは中々に楽しそう。

原作ではさき子姉ちゃんとおぬい婆さんはもっともっと犬猿の仲のようだ。女学校出で学校の先生になるぐらいだから、けっこう気が強くておぬい婆さんなんかピシャっとやりこめる。洪作はばあちゃんも好きだし、さき子姉ちゃんも好き。でも段々と、この好きはちょっと違う種類の好きなのだと気づき始める。

生徒に人気のあった山田吾一の中川センセイは、デキ婚の責任をとらされ二学期末で別の離れた学校へ飛ばされる。思えば急に変なタイミングで移動になる教師とかってたまにいたが、何かやらかしたに決まってるんだよな。『金八先生』で学校に怒鳴り込んでいったのは、この時の意趣返しだったんだな。(役者の声って変わらんなぁ)

山の景色 手の届きそうな星空 部落を駆け回る子供たち めんこ遊びに相撲 しろばんばが現れるまで一日遊び続ける 汗をかいたら村の温泉へ うらやましい環境 
あの、持久走あるあるに笑った 一緒に走ろうなって言っときながら、途中から俄然やる気を出してぶっちぎる奴 友だちなくすぞー

ふすま越しの箱根八里 ~箱根の山は天下の険
泣く代わりに初めて自分の意思で机に向かった。そして友だちみんなで天城トンネルへ。裸の子どもたちが一心不乱に歌いながら行進していく。旧日本兵の姿を彷彿とさせる異様な画面だったが、少年時代の終わりとノスタルジー、そしてフルチン愛に満ちた作品でした。

⇒ドラマ版を小杉勇が監督している
先日、夏休みらしい映画『冬冬の夏休み』を観ていて、なんかこの情景に似たのを本で読んだことがあるなあと、記憶にある言葉「沼津、少年、作家の自叙伝」で探し出したのが、井上靖の『しろばんば』『夏草冬濤』『北の海』でした。中学生の頃に、同い年くらいの多感な少年が家族、友達、淡い恋心、学校生活、部活のことで悩み、小さな挫折と劣等感と諦めと前を向く、を繰り返す等身大の子どもの成長が描かれていて、この3作品を読み耽っていたことを思い出しました。

その中の『しろばんば』が映画化されていたので、懐かしさのあまり観てみました。

主人公の洪作は小学生。家族の複雑な事情で曽祖父の妾(おぬいばあさん)と二人で、本家の近くの土蔵(とはいえ広大で立派)に住んでいます。

原作は大正半ばの頃で、1962年に映画化されていますが、馬車が山道を行くのどかな山の風景にうっとりします。井上靖の自伝三部作の最初の作品しろばんばは伊豆湯ケ島が舞台、他は沼津、三島が舞台です。

少年達が裸で川で泳ぐ、トンネル目指して裸で行進、川原湯で若い叔母(教員)と混浴する。何の恥じらいもためらいもない。都会と異なる風習は開放的で健康的です。

当時の日活の看板女優、芦川いづみが洪作の憧れのマドンナの叔母さん役。透明感と明るさ、意思の強い知的で自分の考えをもった新しい女性像を演じていて、美しかったです。

おぬいばあさんは洪作を溺愛するけれど、軍医だった旦那(おぬいばあさんは元芸者)のひ孫として厳しくも育て、世間の道理の裏表も教え、洪作少年は恥ずかしがりやですが、真っ直ぐで本当に良い子に育っています。

人の生死を含んだいくつかのエピソードの中で洪作はもやもやしていた自分の感情を吐き出します。自分には何かが欠けている、その何かがわからなくて。何を求めているのかもまだわからない。

『しろばんば』は小学生、『夏草冬濤』は中学生、『北の海』は高校受験浪人を描き、有名な『あすなろ物語』はそれらの総集編のようです。いちばん好きだったのが『夏草冬濤』でした。この名作を映画化してほしいなあ。でもあの伊豆や昔の沼津の景色は二度と撮れないでしょうね。

けっこう長い小説のエッセンスがうまくまとまっていて、親族の複雑な事情が子どもの目線で描かれ、これだけ愛情深く育てられた少年の続きの人生を知りたくなる作品でした。

気持ちがフラットになっていきました。

自分の幼なじみに出会えたようで懐かしかったです。

『あすなろ物語』も観てみようかな。(本はどれもけっこう厚くてもう再読するパワーはありません。)

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