青山真治監督が、「映画は風景のドキュメンタリーなんだとつくづく思わされます」と言っていたけど、この映画はまさに古き良き銀座をたくさん堪能できて、なんだかそればかり見てしまったずら。
なかなかにしん…
成瀬の子供映画だが、やはり厳しい。上京した大澤健三郎が東京で揉まれる一連の出来事群。一木双葉と晴海海岸に遠出するシーンや線路で手を繋いで歩くシーンの寂寥感が堪らない。
また一木双葉は単純なお嬢様キャ…
“カブトムシ”に振り回された、ひと夏。
9月になるが、まだまだ秋は感じない。
少年の心は、まだまだ“理解できない事”に燃えていたからだ。
大人の矛盾と都合の良さに、知らず知らずに翻弄される少年。そ…
少年と社会との差が子供であることによる非力により人々と断絶されていく。その中にある少年には見えない力と感情が画面に充満していて素晴らしい。最後の走りの躍動感と希望も虚しく全てが去っていき孤独に包まれ…
>>続きを読む☆まさかのエンディング。母ちゃんのこと回収せずとは!
☆大瀧詠一がこだわったロケ場所。新富橋はわかったけど。柳のある川沿いは、銀座化粧でも登場してた?三島雅夫が、お小遣いをあげる名場面!
☆晴海まで…
大人の事情に振り回される長野から出てきた小6の男の子と東京の旅館で母と暮らす小4の女の子を軸に、当時の市井の生活を表裏丸ごと描いた成瀬巳喜男監督作。
身勝手な大人薄っぺらい行動と子供たちの生き生きと…
50年代の銀座をよく映してくれて美味しい。
観ていてこの子死ぬんじゃねえかと何回も思った。バイク、海、道路の横断、高所。
映画が終幕した直後、あの子は飛び降りてしまったのかもしれん。
『ジョーカー…