台風騒動記を配信している動画配信サービス

『台風騒動記』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

台風騒動記
動画配信は2026年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『台風騒動記』に投稿された感想・評価

3.8
白い巨塔」や「不毛地帯」「金環蝕」など骨太の社会派大作のイメージが強い山本薩夫監督の珍しいコメディ社会風刺映画。
45年のキャリアがある大監督のフィルムグラフィーの中で中間前期にあたる1956年の作品。自宅のDVDから鑑賞。

この映画のテーマがラストにデカデカとクレジットされる。
「一つの大きな天災が過ぎた後、必ず恐るべき人災がついてくる。」
今でも繰り返されるこの事象に私も含めて誰もが大きく頷いてしまうような、今日でも十分通用するテーマだ。

ある地方の町が台風の被害に遭う。家屋が壊れるなど町民生活が大きな被害を受けている中、町長をはじめ議員や町の有力者は、町立の小学校に台風の補助金1000万円が出るという話を聞き、復興もほっぽり投げて右往左往する物語。
と言うのも、小学校は台風で壊れなかったので、このままでは補助金が貰えない。
じゃあ、小学校を壊しちゃおうぜ!となっていくのだ。(ありがち、、)

まだ多くの町民が避難生活を強いられている中、この補助金をゲットするために、国の役人を接待するなど裏活動をするなどのドタバタ劇が続いていく。

町長夫人の「ざます」口調や喜劇的な効果音など今見ると、ややチープ感も否めないが、それでも今日まで通用する前述のテーマはかなり鋭い。

東日本大震災時にもその復興費用が復興とは関係の薄い事業に使われたことや能登半島地震の復興が未だに進まない現状を省みると、
「日本ってあの頃から(1960年代)変わってないなあ」って、嘆きたくなる。

この物語では、偶然都会からやってきた佐田啓二が澱んでいた町に流れをもたらすところも面白い。

出演者もみんな達者で、町長の渡辺篤さんや左卜全さんの議長、それから町議会のボス役三島雅夫さんら安定上手さだ。

地方の補助金頼りってあたりも今と変わらないのかもしれないな、とサクサク観ながらも考えさせられる逸品だ。
今でも じゅうぶん リメイク出来る作品❗❗
「天災の後に、人災がやって来る…終」が印象的。

国宝級超絶イケメンの推しメン様がピカ1💗💗
山本薩夫46歳の作品だと。共産主義者であり反権力、反体制の映画が多いイメージだがコメディからアクションまで器用にこなす人である。この映画もそつなくこなしているが、主人公が佐田啓二なのか菅原謙二なのかがわからない。途中から議員の宴会芸がメインになったりして繋ぎがぞんざいな感じがする。しかし、今も昔も「天災のあとには人災がくる。」というのは、3・11を受けた我々から見ても教訓となりある種日本社会の予言でもあったと思うと空恐ろしい。

『台風騒動記』に似ている作品