金環蝕の作品情報・感想・評価・動画配信

「金環蝕」に投稿された感想・評価

orixケン

orixケンの感想・評価

3.8
重厚な政治汚職ドラマ。贈賄の政治家や水源団体や建設会社だけでなくその周囲の情報屋や金貸しや大手マスコミや水商売の女性まで含めて金に群がる人間を描きだしてる。
最後正義面している情報誌の社長も金で動いているし、まともな人間一人も出てこない。
フィクションであれば面白い映画だなで終わるんだろうけど、全部実話で実際の人物モデルに描かれているし今も同じような事あるんだろうなと想像もできるのでかなり複雑な感情になる。
ニヒルで冷酷な仲代達矢と熱くがさつな三国連太郎の好対照な演技よかった。
tych

tychの感想・評価

4.0
1975年 オールスターの政界内幕ドラマ 156分。昭和39年 与党民政党の総裁選から始まる 一票2~3千万円もの実弾が動き、現 寺田総裁が勝利する。選挙の後 九州の巨大ダム建設を巡り ゼネコンと民政党幹部 電力開発上層部の駆け引きの末、予定通り竹田建設が落札 5億円が与党にバックされる。金貸しの石原や政治新聞の古垣はこの流れを追う。そして証拠も揃え 代議士の神谷を使って国会で疑惑を追及させるが、、、関係者は次々と闇に葬られ 神谷も外遊に追いやられて行く。「力による屈服」ドロドロとした内容ではあるが 役者も豪華に揃え パワー溢れるドラマが展開する。
K

Kの感想・評価

3.4
実際にあった九頭竜川ダム汚職事件を基にしたストーリー。金と女。政治家の話なのに雰囲気は仁義なき戦いのよう。仲代達也さんと三國連太郎さんのオーラがすごい。そして付け歯の宇野重吉さん。首相夫人の京マチ子さん。現代にも通じる政治の闇。育ちも頭もいいはずなのにどうしてこうも汚れてしまうんだろう。金と権力が人を狂わせるのか。政治の世界は何年経っても変わらない感じがする。踏襲の繰り返し。ラストはやや唐突な印象。
再々鑑賞。
総裁選がおこなわれる度にこの映画、昭和の名優を
思いだし観てしまう。今風に言えば、クセが強いと
言ったところか。いまだに政治と金の問題は続いている。
お伝

お伝の感想・評価

4.0
政界の権力者ともなると保身ともみ消しなんて簡単で、こんなんで国民の命を守れるわけがない。ダム建設の入札をめぐる実話を元にしているが、このまま現代の話で、終始アキエの顔がチラつく。
成り上がりの金貸し屋でフィクサー宇野重吉が良い。歯が出てる。
今も何も変わってないことに怒りつつも映画としては面白い。あー大暗殺時代来ないかなー。
まわりは金色の栄光に輝いて見えるが、中の方は真っ黒に腐っている

いやいや、まわりも真っ黒だよ!どす黒いよ!!

そんな腐りきった政治のお話。

昭和40年の決算委員会で問題になった、九頭竜川ダム落札事件を題材にした小説の映画化です。

政界も財界も請負会社も新聞社も愛人も何もかも……
本当にどうしようもないな!
どいつもこいつも金!名声!自分!自分!自分!!

そして今も全くその実態は変わっていないのだから困ったものである。。。



昭和39年5月12日。
保守党総裁選が行われた。

当選した総裁は、最後くらいクリーンに故郷にダムを作りたいと宣言。

しかし案の定それまで癒着してきた建設会社や電力会社、そして政治家たちがでしゃばってきた。

挙げ句、総理大臣の妻からも圧力がかかり、総裁は辞任。

新総裁は上手いこと不正入札を行い、まんまと思い通りにコトを進めていく。

だが、嫌われ者の鉄砲玉議員が予算委員会で入札に切り込み……



仲代達矢目当てで観たけれど、金融王の汚い爺と三國連太郎が凄くて引いたw

仲代達矢は内閣官房長官。
淡々と表情も声のトーンも一切変えずに人を追い込む悪魔。

金融王は歯抜けのとんでも爺。
レミゼのテナルディエみたいな怖さを感じるヤバい人です。

三國はクソエロ国会議員だけれど、その分言うことは言うので気持ちが良い!
が、結局は自分が大事なただの政治家だった。

その他……
法務大臣に大滝秀治
幹事長に中谷一郎
愛人には中村玉緒
総理の妻は京マチ子
と豪華な面々☆

委員会で宣誓をしたところで、結局のらりくらりとはぐらかし、ウソをつき、挙げ句に記憶が無いなどと逃げる。

国民の代表であるはずが、国民の生活すら知らない気にもしていない、死人が出ても責任は微塵も感じない、そんなお偉方たち。

あー……
暗くなりますね(笑)

とにもかくにも、皆さま選挙には行きましょう。

権利の上に眠るものは保護に値せず
ですよ!
やはり面白かったです。半世紀以上前から状況は全然変わっていないところを見ると、どうやらこれは世の常なんでしょうね。インターネットやSNSが発達した昨今において、より問題が表沙汰になっても、のらりくらりかわして事態を闇に葬り去ることが出来るんですから、この時代はそんなこともっと容易いことなんでしょうね。もう一つ面白いのは、首相を発端に事件が展開していく訳ですが、話には全然登場せず、最後には一言もセリフを言うことなく病死してしまいました。所詮お飾りという言い方もできるかもしれませんが、表に出てこないところが面白いとも言えます、実際においても笑。事件が表沙汰になれば一瞬食いつき、高みの見物で面白がり、もうこれ以上の追求は無理だと諦めた途端関心が薄れ、でもそんなもんだと割り切ったようなこと思う記者たちは、まるで私たちを映し出しているかのようでした。
なんたって、闇のお爺さん宇野重吉の歯の演出 (笑)
どこかにいそうだわ〜

西村晃の建設会社重役の腰の低い接待、「ま、まあまあ〜」と日本酒
リアル感満載!

ビックリしたのは、料亭の下駄箱番みたいなお爺さんも、やっぱり誰かと繋がっていてスパイみたいだった、凄い世界ですなぁ

京マチ子さんが出てくるの、遅っ!
いまか、いまかと待ってたさ〜

このレビューはネタバレを含みます

頭悪いから何言ってるかあんま分からんのやけどなんか面白い
ラスト結局うやむやでモヤモヤ
wiki見たら割と史実通りなのね。すげぇーってなった。
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