金環蝕の作品情報・感想・評価

「金環蝕」に投稿された感想・評価

山本薩夫監督のつくりあげた「巨大ダム建設を巡る利権、汚職、情報戦」を描いた骨太な傑作。

石野参吉なる情報通の男を演じた宇野重吉の演技が光る。
その他、三國連太郎、仲代達矢、大滝秀治、加藤嘉、京マチ子などなど大勢の名優も出演している大映作品。

政治家たちが密談している部屋の窓から国会議事堂が見えるショットなどは、山本監督の素晴らしいセンスである。

葉山の愛人が何気なく読んでいる本が「虫コミックス オバケのQ太郎(1巻)」というのは時代を感じるだけでなく、山本薩夫監督の遊び心が見られる。

この映画、1975年のキネ旬ベストテンでも第3位に選出されている。
キネ旬ベストテンは、当時の評論家の好みなので、一概に現代での評価に直結するものではないが、ある程度の目安にはなる。


2時間35分ぐらいの映画であったが、時間の長さは気にならないほど面白い映画であり、「もっと観ていたい」という気持ちにさせてくれる映画だった。
pier

pierの感想・評価

3.8
役者たちの貫禄に圧倒されます。
外は光輝いているが、中は真っ黒に腐敗した政治の世界。
プハラ

プハラの感想・評価

4.0
仲代達也の淡々とした声が素敵。
出てくるやつ出てくるやつみんな腹黒くて、今も昔もそんなもんなんやろうねぇ…

スマートじゃないスーツの着こなしとか、顔面の圧の強い画面とか、昭和の邦画の良さだよな。

宇野重吉が丹下団平みたいだなと思った。ちょっとだけね。

このレビューはネタバレを含みます

・全員悪人な政治風刺社会派エンタメ
・あー、おもしろ!
・どの登場人物も煙草の臭いの染み付いた良いおっさん顔の役者ばかり
・特に宇野重吉のすきっ歯で喋る演技が好きすぎる
narajun

narajunの感想・評価

4.0
面白かった、
ってか、色々勉強になった。
談合のやり方とかさ

昔は色々面白そうでいーなー。
愛人24人とか
別荘ごと譲りわたすとか
なんか今とはスケールが違うわ。
派手さはないけど面白かった。1975年の映画だけど、最近もこんなようなことあったような。「不正があるかのような印象を与えるのは〜」など最近も聞いたような台詞もあり。官房長官の「あのでしゃばり女(総理夫人)には私もほとほと手を焼きました」には笑った。それ抜きにしても、面白いとは思う。
のい

のいの感想・評価

3.5
北朝鮮からミサイル飛んできてJアラートなった日にみるもんじゃないかもな…(ΦㅅΦ;)
うんざりする…
総理夫人ネタもタイムリーすぎ(ってこの映画は昭和の話だけど)だし、くずばっか…今でもたいして変わらなさそうだし永田町に落ちてくれ
とはいえ、一見冷静そうな仲代達矢の静かな狂気の眼差しは凄まじい
後味悪い。自己中で欲張りでアクの強い人間たちの話。実在のモデルがある政治汚職の話。
なんでこんな政治家選んだんだか
amayadori

amayadoriの感想・評価

4.0
尺が長いということを除けばパーフェクトなのではないか。
各キャストのスーツ姿には惚れ惚れする。
キナ臭さ以上にタバコの匂いと加齢臭が漂う。

仲代達矢の一挙手一投足に見惚れる。
そして永井智雄の泥酔の演技がめちゃくちゃ上手い。
YukiShirai

YukiShiraiの感想・評価

2.9
なんか最近のニュースで似たようなの見たよーなw