ともしびの作品情報・感想・評価

ともしび1954年製作の映画)

製作国:

上映時間:97分

ジャンル:

3.5

「ともしび」に投稿された感想・評価

始まってしばらくは古臭い左翼教育映画かなと不安になったけど、次第におっかない警告映画だと分かってきてすっかり目が覚めた(←モーニングショウだったので)。

何が恐ろしいって、登場人物みなが「アカ」を連呼して恐れているけど、誰ひとり「アカ」というものが一体何なのか分かっていなさそうなところ。
何だか分からないから恐れて、恐れるあまりに忌み嫌い、挙句は誰に命令されるわけでもなく自主規制をしていく。
本作の中では「アカ」がそれなわけだけど、別に何にだって置き換えられる。だからおっかなかった。

本作での香川京子は客寄せパンダでした。
obao

obaoの感想・評価

4.5
@シネ・ヌーヴォ
すごく純粋な子ども映画と家城巳代治監督自らも受けたレッドパージ(赤狩り)を…。社会派にして、人情溢れる秀作でした。

貧しい村の子どもたちと信頼を築いてきた中学教諭が、新しい方法を快く思わない村の実力者たちに“アカ”だとレッテルを貼られ放逐される。先生を想う子どもたちの純真な思いと成長する姿に胸が熱くなりました…少し、泣きました。

実力者たちのイエスマンだけが残り、反対意見を言えば“アカ”だと言われ排斥される。今も変わらね社会の暗部。…映画の良心たる作品に拍手を。。。

【独立プロ映画 特集上映】にて。