拳銃に憑かれた若い血が命じる! 狙ったものは手段を選ばず奪う豹のような男! 未開の地を開拓し、大牧場主となったリー・ハケット(ヴァン・ヘフリン)には、エド(タブ・ハンター)とデイビー(ジェームズ・ダーレン)という二人の息子がいた。既に拳銃を所持することは違法とされているにも関わらず、息子たちに銃を持たせ、自分のような勇敢な男に育てようとしていた。 兄のエドは、銃の腕はあるものの差別的で粗暴、弟のデイビーは争いを好まぬ心優しい青年だった。ある日二人は馬を移送するため、町に人手を探しにやってくる。そこにいたスー族との混血児ポールと他2名のインディアンを雇い入れる。ポールには美しい妹のクリー(キャスリン・グラント)がいて、デイビーは彼女に心惹かれてしまう。 移送中に美しい野生の白馬を見つけたエドとポールは争うように追っていたが、エドが進路を譲らず、ポールが崖下に落下して絶命してしまう。リーはデイビーに金を持たせクリーの元にやる。町に着いたリーたちが酒場で大盤振る舞いをしている様をシーバーツという男が抜け目なく見ていた。 クリーは、ポールを殺したとしてエドを告訴する。エドが殺人罪で起訴されそうになったところ、シーバーツが新たの証人として、エドはポールを押していなかったと証言する。 シーバーツはリーから馬10頭を譲り受け、町を出ようとするが、その中に白馬がいることを知ったエドは銃を抜いたシーバーツを撃ってしまう・・・