ララミーから来た男の作品情報・感想・評価

「ララミーから来た男」に投稿された感想・評価

べらし

べらしの感想・評価

3.4
息子と息子「同然の」手下の感情的対立ってのはあれだな、『ロード・トゥ・パーディション』を思い出すな
メインの話はそっちではないのだけれど
自分の初西部劇だった気がする
騎兵隊所属の弟がアパッチに虐殺された、アパッチに武器を売ったのは誰だ
サスペンスタッチで迫る西部劇
父と子の葛藤とか男と男の対決を織り交ぜつつ
崖を馬で駆け上がるショットが堪らん
3438knk

3438knkの感想・評価

4.0
「ララミーからお前を殺しにきた」この台詞がかっこよすぎる。そのくせに殺さないのかよ!ジェームズスチュアートは線が細くて迫力がいまひとつ。キャシーオドネルがかっわいい
紫色部

紫色部の感想・評価

3.5
2017.5.21 CS

岩場の急な斜面を馬で駆け上がる構図の反復や、アパッチ族の群れを崖の上から俯瞰するロングショット、失明しかけの牧場主がジェームズ・スチュワートを一人で襲撃する際の馬上からの視点ショットがそれぞれ奇抜で良い。キャシー・オドネルの特徴的な顔立ちも見ていて非常に癒される。
記録
弟を先住民によって殺され、その先住民に銃を売った犯人を探し出し仇をとるため、ワイオミング州からメキシコ州にやってくる男の物語。A・マンとJ・ステュアートが再タッグを組んだ西部劇であり、所謂復讐ものなのだが、人間模様を描いた作品だ。
のん

のんの感想・評価

2.5

弟の仇を討つためはるばる旅する男の執念の戦いを描いたウエスタン。
急斜面の岩山いいねぇ。

全体にはインパクトに欠けるけれど、女牧場主の言う「東部女が東部風の教育で甘やかして育てたからあんななっちゃったんだ」は興味深いセリフ。
2015.12.29
ジェームズ・スチュワート作品なのに内容全然覚えてない涙
法一

法一の感想・評価

3.7
 見るたびに岸田今日子を思い出すのだがしかし大好きな女優、キャシー・オドネルがヒロイン。今作ではまあ刺身のツマ程度の存在だけれども愛おしい。しかしダメ息子を演じるアレックス・ニコルが、彼女以上のアイドル性を備えてしまっている点は否定しがたい。そのゴミ息子ぶりはK点もボーダーも成層圏も超えて感動的なレベルにまで到達。今すぐ殺したい。
西部開拓地というフィールドで擬似家族が近親相姦的に営んできた生活が、他者であるひとりの男=ララミーから来た男によって白日のもとになる時、それは崩壊するのだ。名無しの男は、幾層にも重ねられた家族の歴史の地層断面を(図らずも)示してゆく。素晴らしい構造を持った傑作。
masayaan

masayaanの感想・評価

4.0
久々の西部劇だけど、これは良かった。55年ということもあり、西部劇が終わった後の西部劇で、題材は大きく「復讐」というものがあるのだけど、ベタなものをベタに反復する能天気さは皆無。まずもって街を仕切る地主が時代の流れを痛切に感じており、「物事を力で解決する時代は終わった。これからは算数ができんと!」と言って、粗暴な息子を叱りつけたりしている。あるいは途中、殺人の容疑で捕まった「ララミーから来た男(=ジェームズ・ステュアート)」を助けに世話焼きのおばちゃんが助けにくるのだけど、彼女が手にしているのは、逃亡の恐れを彼女が経営する牧場で担保することと引き換えに仮釈放を許可された裁判所の公文書である。法による秩序が形成され始め、具体的な効力が描写されているのはおそらく、けっこう珍しい筈。男の復讐も、その標的は弟を殺したアパッチではなく、アパッチに銃を打って儲けている外道どもで、個人の倫理を自力執行する男たちと、法律と、合衆国における銃規制の問題がうまく絡み合っている。ラストはなぜかジョン・フォードの『荒野の決闘』風。音楽とロケーションが良い。
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