お蔵入りになるのも納得の内容

公開時におそらく新宿コマ東宝で観賞。43年ぶりに観賞
正直中村敦夫主演の日豪合作、主題歌西城秀樹は覚えているが、内容は全く覚えていなかった

連合国の捕虜と日本軍の通訳を務める男の奇妙な友情物語

ブルーレイ発売記念の上映とのこと

終了後評論家樋口尚文と新文芸坐支配人のトークショー

ヒデキファンはいつかかるんだ？とハラハラ
ヒデキの歌、エンドロール終わってからかかり、且つ歌詞が映画の内容と関係ない😮

19820522公開
この日にフォークランド紛争開始の報道

捕虜役の中にマッドマックスでメル・ギブソンに火つけられるグース役がいるらしい
バズ・ラーマン(エルヴィスの監督)が俳優でちょい役とのこと

樋口:千代田劇場の初日に行ったがガランガラン
更に同年公開の「幻の湖」は誰もいなかった(東宝50周年記念作品)←台風直撃

川北鉱一(円谷英二逝去後、70-90年代の東宝の特撮映画)の特撮監督の作品

怪作かと思ったら意外にスタンダード

一本気で誇り高い人が殺す(北大路とボブ)

戦メリと構造は一緒(戦メリは翌年公開)

東宝の8.15シリーズ(67-72。戦争映画を観よう)を復活させた作品

南十字星とあゝ野麦峠
どちらも新日本映画(今の新日本映画社とは別)

鬼龍院花子、ハイティーンブギ
チャタレイ夫人の恋人、さらば愛しき大地
スター・ウォーズの日本語版
道頓堀川、メガフォース、TATTOOあり等が1982年日本公開作品

持丸プロデューサー？　仙台の専門学校経営→来校した学生に野麦峠と南十字星見せてた
(東宝が大作作れなくて予算を専門学校に出してもらった)

野麦峠→吉永小百合で製作も頓挫。10数年後に大竹しのぶで→大ヒット

もう一回やりませんか？で南十字星→大コケ。その後映画に手を出さず

戦争映画も俳優に余裕が出てきた(これまでの戦争映画はスタッフや監督、そして観客も実際戦地に行ってきた)ので鬼気迫るものが作品内に現れなくなる

野麦峠はこれまで封印されていたが、東京国際映画祭で許諾
(理事長が代替わりで許諾、ついでに南十字星も)
←東宝の担当者が交渉

黒木瞳のデビュー作(まだ宝塚時代)
阪急東宝グループ関連？

浮雲
軍旗はためくもとに　が新文芸坐上映回数ワンツー

丸山監督の晩年作

須崎勝弥脚本→戦争映画が大半だが、山口百恵の潮騒も

日本海大海戦(1969)→円谷英二最後の特撮

当時、角川映画の台頭に対して東宝は地味(70年代)な印象

捕虜のオーストラリア兵と通訳兵の友情を軸とした作品。軍医裁判で捕虜を守ったことなどが証明される。橋本忍「私は貝になりたい」の逆の判決になるわけだが、橋本版が死刑を受け入れるのは、日本軍が行ったことに対する連帯責任のような気持ちがあったからだろう。だから、「南十字星」の無罪には、自己保身のような不快感を感じてしまうのだ。
なんば東宝にて