このレビューはネタバレを含みます
【情緒過多演出でみせる日本人の特質】
太平洋戦争の開戦前から極東軍事裁判を経て東條英機の絞首刑まで、前線の兵士の様子、残された家族の様子、意思決定者たちの様子を交互に描いていきます。
主要登場…
冒頭の桜並木の迫力。スクリーンで観たら圧倒されるだろう。大日本帝国の儚さの象徴?出征決まって結婚も決まる時代。一発必中に感じる生命力。死に行く者たちの合唱。バンザイクリフ!真っ直ぐすぎて政治家向かな…
>>続きを読む太平洋戦争の発端から終戦までの史実を丁寧に描いた重厚な戦争ドラマ。
昭和を代表する豪華俳優陣が集結!!!
“そうだ、篠田三郎さんの作品集めをしてる時期があったんだ!”と、本作DVDの存在を思い出…
このレビューはネタバレを含みます
東映戦争映画3部作の2番目。
二百三高地は観たことあったので次はこちらを。
太平洋戦争が始まる前から開戦、終戦、東京裁判辺りまでを3時間という長さにて。
内容は色々思うところがそれぞれあると思うので…
兎に角長いが、見た甲斐がある。
ストーリーがやはり、卓越している。
東條英機役は絶妙で、彼の好意的解釈は、私は魅力的に思える。
ミッドウェー以後の、日本の敗走の中でも、観るべき点が沢山ある。
…
3時間もの大作。五木ひろしの曲で泣く日が来るとは…
丹波哲郎演ずるところの東条英機が昭和帝にリスペクトをもった悲劇の人物として描かれているのは好感がもてるし、ビーチでヤンキーに銃弾を放つシーンや、…