狂っている。特攻の責任を全て大西瀧治郎に背負わせ、その上で3時間かけて特攻と大西瀧治郎を丸ごと讃美する。狂気である。大金を投じてこんな映画を作れるという意味ではいい時代だったのかもしれない。物静かで…
>>続きを読む「アホだ、まったくのアホだ・・・」と呆れながら見るほかなかった「特攻隊推進の大立者:大西瀧治郎物語!」
そもそもこの映画が大西を礼賛する目的で作られたのか? それとも反戦的立場から大西を貶めるため…
「二千万の特攻を出せば日本は必ず勝てます」というキチガイ台詞でお馴染み大西瀧治郎目線の「日本のいちばん長い日」。仁義なき神風特攻隊。過分に美化された演出が鶴田浩二の淡々とした静かな狂気と相まって喚き…
>>続きを読む大西瀧治郎を中心に特攻の開始から敗戦までを描く。
凄いものを見た。
海軍は、今では早い段階で、組織的に特攻兵器の研究を始めていたことが分かっている。大西に神風特攻の責任を着せる論は、死人に口なしを…
〖1970年代映画:戦争映画:小説実写映画化:東映〗
1974年製作で、草柳大蔵の小説を実写映画化で、かつて如何なる戦史にも類をみない“特攻戦術”の生みの親、大西滝治郎中将の生涯と、命令に服し散って…
序盤はよかったけど、だんだんありきたりなお涙ちょうだい劇を乱発して焦点がブレブレで冗長な映画。
序盤は大西瀧治郎中将の指揮官目線からの意思決定経緯や当時の感覚の描写があって良かったけど、だんだん大…
2025年10月 U-NEXTで
・最近三島由紀夫の『英霊の声』を読んだのだが、めちゃくちゃ重なる内容だった。端的に英霊としての役割を引き受け死んでいったものたちによる天皇への責任追及の面が強い。
…
大西さんは最終的に「死者」に重きを置いた。
今生きている人達の命を考えたら、これ以上の戦争継続は厳しいが、死んでいった者達、特に自分が死んでこいと送り出した者たちに対して、ここで諦めるとは言えないの…
大西 瀧治郎(1891-1945.8.16)
1944.6.15-7.7:Battle of Saipan
1944.10.29-1945.8.15:Battle of Leyte
1945.1.6…
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