額に十字架の刺青がある若山富三郎が主人公という画面の強さだけでもう素晴らしい。阿鼻叫喚の暴力、リンチ、強姦、騙し、嬰児殺し、ゲテモノ屋、自殺…どぎつい描写がこれでもかと続く!なんの救いもない映画をお…
>>続きを読む未曾有の不況(この不況には当時のアメリカ大統領の関税上げる政策が影響していたりも)にあえぐ昭和初期を舞台に、持ち前の胆力と知恵で裏社会をのしあがろうとする悪党たちの活躍を描いたピカレスク映画。この時…
>>続きを読む昭和八年の不況期を背景に、悪人たちの跋扈を描く。村山は、この路線より、青春、文芸もので質の高い作品を放つ。本作の若山のキャラは、短絡したハッタリで、伏線も中途半端な感じで、、村山の演出は、ラストの金…
>>続きを読む同じ村山新治が撮った傑作『遊侠三代』のラストでは、主人公の梅宮辰夫が魂の救済を求めて教会に向うのだが、この映画のゴロツキ若山富三郎はいきなり額に十字架の刺青をして現れ、誰に誓ったか地獄の鬼とならんと…
>>続きを読む村山新治監督の作品初めてかも。
おもしろい!渡辺文雄が殴り込む作品初めて観た!
顔の刺青もそれぞれ個性が現れてておもしろい!悪人じゃなかったのは1人だけか…?
お前女郎のくせにズロースはいとんのか!…
当時のキリスト教の呼称・耶蘇(ヤソ)の十字刻印を額に刻んだ陰気なずんぐり男、ヤソ熊。
単なるエセ教徒なので信心深さなどまるでなく、アンチクライストな暴れぶりを見せつける。
だるそうにしていたかと思う…
若山先生の額に十字の刺青が有るというだけで◯なのに内容が先生版スカーフェイスときたらもう◎を与えるしかない。しかも出てくる人が悪人ばかりで看板に偽り無し。更に主要メンバーが全員死ぬという潔さ。EDで…
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