▪️Title : 「マイ・ボディガード」
Original Title :「Man on Fire」
▪️First Release Year:2004
▪️JP Release Date :2004/12/18
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-521 再鑑賞
🕰Running Time:146分
▪️My Review
プロットの構成が良いですね！前半はデンゼル・ワシントン扮するジョンと、ダコタ・ファニング扮するピタとが時間をかけて絆を作っていくところからスタート。後半はそこから反転、彼女が死んで復讐の鬼と化す男の重みがリアルに伝わります。だからこそ一人一人を追いつめる男の行動が常軌を逸していき、愛する者を失った人間のリアルな感情が伝わってきます。
とある金持ちの家の9歳の娘ピタのボディガードとなった孤高な元対テロ部隊のジョン。やがて彼はピタにより癒され、次第に暖かいハートを取り戻していきます。だがピタが金目当ての組織によって拉致されて殺され、ジョンも大怪我を追ってしばらく寝たきりに。やがて回復した彼は、ピタの仇討ちに誘拐組織を追いつめていくのですが。。。
内容自体は非常にシリアスで、サスペンス的な要素も満載で、その中に様々な人間のヒューマンドラマが詰め込まれています。でもやはり精神的にずしんとくる作品ではありますね。
本作、熱狂的なファンを持つA.J.クィネルのベストセラー小説『燃える男』を映画化した感動アクション作品です。誘拐発生率世界第3位のメイキシコシティを舞台に、過去に傷を持つボディガードの男が巨大な犯罪組織に立ち向かう様を描いています。主人公のボディガードに扮するのは名優デンゼル・ワシントン。彼が護衛する実業家の娘をダコタ・ファニングが演じています。クリーシー役のデンゼル・ワシントンが格好良く、アクションシーンもすごく、迫力のある演技が素晴らしい。ピタ役のダコタ・ファニングの演技もいつものように愛らしく聡明で、見応えのある作品です。監督はトニー・スコット。過激ですが衝撃的なストーリ展開には要注目ですね。

▪️Overview
「エネミー・オブ・アメリカ」「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット監督がA・J・クィネルのベストセラー「燃える男」を映画化。暗殺任務に明け暮れる日々に疲弊していた元CIAの特殊工作員クリーシーは、9歳の少女ビタの護衛を引き受け、彼女の純真さに癒されていく。そして彼女が誘拐犯に拉致されたとき、彼の過激な追跡が始まる。2度のアカデミー賞に輝くデンゼル・ワシントンと「アイ・アム・サム」の天才子役、ダコタ・ファニングが共演。（参考:映画. com）

出演は、デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ウォーケン、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ラダ・ミッチェル！マーク・アンソニー、レイチェル・ティコティン、ミッキー・ローク。

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過去に色々あって（笑）古い友人の伝手で子供のボディガードになったクリーシー。誘拐の多発地帯であり、誘拐がビジネスとして成り立ち、ガード対象のピタも狙われて……。ってあらすじ。
先日トレーニングデイで、悪役のデンゼルワシントンさんを見ましたので、ギャップが凄い！（笑）やっぱり名俳優ですね〜。ピタを演じたダコタファニングさんは、果てしなく可愛くて優しい。アイアムサムの時とはまた違う魅力で良かった。そしてストーリー展開もハラハラして、面白かったです。最後は切ないなぁ。
まぁ多くは語るまい（笑）

トニー・スコット×デンゼル・ワシントンのコンビ作品はこれでコンプリート。

いやはや、兄リドリー・スコットも言わずもがなの巨匠だけど、トニスコも好きよ。2012年に自ら命を絶ってしまうとは、悲しみの極み。

そして、普段は断然エル・ファニングことエルたん派の僕だけど本作の姉ダコタ・ファニングがマジ天使で、子役のダコタんも可愛さの極み。

誘拐でさえビジネスとしてまかり通ってしまう、政情が不安定なメキシコ。裕福な家庭では、ボディガードを雇い、誘拐保険に加入するのが常識。

ラモス家の娘ピタ（ダコタ・ファニング）のボディガードとして雇われたのは、かつて米軍の対テロ暗殺部隊に所属していたジョン・W・クリーシー （デンゼル・ワシントン）だった—— 。

メキシコでの誘拐は1日に4件。
中南米での誘拐は60分に1件。

もう、色んな映画を観れば観る程、メキシコだけは行ったらあかん気がするんだが。怖過ぎィィィ！！

光を明滅させ、画面をブレさせ、対象物をはっきりと捉えない。短いショットを繋ぎ合わせ、緊張感を煽る演出はまさにトニスコ流。いくら何でもやり過ぎ感もあるけど、決して嫌いじゃない。

そして、（予想した通りに）ピタが拐われてしまう。

最初は疎ましく思っていたピタとの交流、水泳の特訓、クリーシーへの愛が綴られた彼女の手帳…。

ピタとの思い出が、クリーシーを冷血非道の鬼へと変える。

デンゼル・ワシントンと言えばマッコールさんfrom「イコライザー」がハマり役だけど、こちらのクリーシーさんもなかなか。

おケツの穴にC4爆弾はヤバい。
ぶっ殺し方ではマッコールさんを超えている。

ブチギレクリーシーさんの血も涙もない復讐劇が凄まじくて好きだけど、ラストはほろ苦ビターエンド。

• #2022akirunaway