
伊豆・平津港に帰郷した二人の男、大室と船越は、大陸での兵役を終え、帰国の船の中で親しくなったが、二人は反目しあう渡世人一家のそれぞれの代貸だった。平津の中西一家と湯の沢の石黒一家は滝ヶ瀬温…
>>続きを読む侠徒同士の激しい縄張り争いと非情な掟の犠牲になり、名乗りあえぬまま対決する若親分と実父の運命。昭和十年、軍の権力をかさにきた運送業の浦島組・太田黒のやり方はあくどく、高遠運送幹部で三代目予…
>>続きを読むめくらのお市は、娘を捜して旅をする老人を助けたことから、自分の境遇を思い出す。7歳の時に雷の閃光を受け、母親に捨てられたお市は、弥助に拾われ幸せな日々を送っていたが、弥助が伝蔵一味に殺され…
>>続きを読む宝暦2年。幕府に和親条約を拒絶されたオランダ船が薩摩へ船首を向けると、幕府は薩摩藩老中・右京に警告をだした。右京は薩摩過激派の収拾に向かい、将軍・家重から戦乱を避けるよう命じられた浪人・し…
>>続きを読む大阪のある博徒一家に草鞋を脱いだ上州小政は、賭場で死んだ船宿浜幸の一人息子・良吉の借金を取り立てるため、良吉の故郷・宇野へと旅立つ。宇野に着いた小政は良吉の両親から思い掛けない歓待を受ける…
>>続きを読む昭和初期の横浜。岩井一家の客分・直次郎は、親分を殺した荒木組トップを斬り、網走刑務所に服した。そこに送られていた勘助は直次郎に挑戦するも、彼の人柄に惚れて兄弟分となる。5年後、刑を終えた直…
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