明治末期から昭和初期-、もとは伯爵の次男坊で自由な世界を望み、好きでヤクザの道へ入った緋牡丹の銀次郎が、義理と人情の非情な世界に男の怒りを叩きつけて斬りまくる劇場の豪快仁侠アクション。
宝暦2年。幕府に和親条約を拒絶されたオランダ船が薩摩へ船首を向けると、幕府は薩摩藩老中・右京に警告をだした。右京は薩摩過激派の収拾に向かい、将軍・家重から戦乱を避けるよう命じられた浪人・し…
>>続きを読むある日、長屋の家主・勘兵衛が殺害される。目明しの八五郎がお白洲で見覚えのある住人・文吉を疑うなか、今度は役人立ち会いで勘兵衛の金櫃を開けた飾り屋の太三郎が殺害されてしまう。そんな騒ぎの最中…
>>続きを読む明治末の柳橋。芸者・鶴次はその美貌と男勝りの侠気とで評判を集めていた。そして、その父・河岸政は鳶職のに組の副組頭で、この辺り一帯の町内頭だった。何故、鶴次が芸者になったかと言えば、末を誓い…
>>続きを読む流浪の賞金稼ぎ・お市は、女博賭・黒髪のお炎と対決し、勝負には勝ったもののとどめを刺さなかったが故に、お炎が放った毒蛇にかまれてしまう。そんなお市を百姓・茂作が介抱する。お市は束の間の安堵を…
>>続きを読む東雲一家の賭場で行われた矢倉清吉と山根勇三の本引き勝負は、勇三に軍配が上がった。清吉は彼のイカサマを見抜いていたが、世話になった東雲一家に迷惑を掛けないために勝ちを譲ったのだ。一方、勇三が…
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