博徒七人の作品情報・感想・評価

「博徒七人」に投稿された感想・評価

遂に見れた封印作品。
タイトルの七人の博徒が全員障害者という、阿修羅ミラクルカンフーも裸足で逃げてしまうような設定などからソフト化が一切されず、カルトな扱いであったが遂に見る事が出来た。
上記の設定故にネガティブな要素もあるかと思いきや、ひたすら痛快な娯楽作品で楽しかった!
他の作品では下衆いキャラをよく演じる小松方正のキャラが特に良かった。
これは続編も見なければ!
嘲笑う内容でも、差別を助長する内容でもない。むしろハンディキャップをプラスにしている所もある。そうなると問題なのは用語になってくるのかもしれないが、前後の文脈から見ても何が問題なのか、さっぱり分からない。イケメン待田京介の顔芸、喜劇役者の藤山寛美の肩の抜けた自然な演技、そして相変わらずの金子信雄!演技合戦!最後は地に足がつかない連中による文字通りの船出。俺にとっての24時間テレビ!ラストはサライが流れてきた(明らかに幻聴です)ディアゴスティーニの任侠シリーズからも外される可能性大の本作に今こそ暖かい目を向けようではないか。
片目の匕首使い、片腕のガンマンなんかはまだわかるが、盲目で吹き針が得意とか、せむしで跳躍して鏨を飛ばす、とかはもはや特撮の世界線だろ(笑)

各人の障がいは身体的特徴の一つくらいに扱われていて、当人も周囲も何ら拘ってないのが良い。柏木は純粋な剣術だけで戦うのではなく、強大な相手に対してはフェイントも使う。絶対的なハンディがあっても対等に渡り合う方策はあるっていうことを示唆してるのか?

井戸政の連中に弱々しく打ちのめされてたのに、いきなり鎖分銅出して逆襲する五郎が笑える。西村晃も良い。飲んだくれなのは『駅馬車』由来?

短時間で7人さばくのはちょっとキツそうだったけど、上出来
鶴田浩二主演の博徒シリーズ第4作目

作品紹介によると「永久にソフト化は不可につき劇場にてご覧下さい!」とある

その文句に偽りなくカタワの博徒達が活躍する異色のやくざ映画、座頭市でさえ現在ギリギリなのにここまで異形を揃えまくった映画は確かに色々引っかかりそう

ストーリーは片目の鶴田浩二、片腕の藤山寛美、片足の山本麟一、盲人の待田京介らが用心棒にスカウトされて沖ノ島に渡る
島では金子信雄の組と石材を巡って対立する勢力があり、顔にひどい火傷の男大木実が大暴れ、金子側に雇われた4人は大木の暗殺を指示される、、、

あとの2人は、セムシ男の小松方正、ツンボでオシの山城新伍、中盤以降に登場する
なのであの口が達者な山城新伍が出てるのに台詞がない作品w

登場人物は見かけも含めて個性的、戦い方もトリッキー
けどストーリーのほうはよくある任侠ものって感じ、利権を巡る争い、憎々しく卑怯な悪役(金子信雄、関山耕司、汐路章、江幡高志)
劇中犠牲者も出るが、なんだかんだ悪を征し去っていく勧善懲悪なお話

その他脇役で西村晃、遠藤辰雄も味のあるいい演技
ヒロイン枠は桜町弘子に松尾嘉代が出演
やっぱり松尾嘉代好きだなー、何と言ってもかわいい、初登場シーンは二度見しちゃうくらいw
劇中松尾嘉代を巡って藤山寛美、山本麟一、待田京介の3人で取り合いをするのも頷ける美貌

面白さとしてはそれなりだけど、ネタとしては満足度が高い作品です
一

一の感想・評価

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障碍者7人横並びで登場し次々スポットが当たっていくタイトルバックが普通にアガる。話はオーソドックス。背中に瘤のある小松方正がピョーンと飛び上がってナイフを投げる(ように見せている)アクションは意外性あって笑う。キュートな片足の山本麟一、善人遠藤辰夫も意外だが、偉そうな酔いどれドクター西村晃と悔し顔が素敵な悪人金子信雄はいつも通り。最後に金子信雄が浅瀬で細長い流木を拾い上げて構えたときは『北国の帝王』のアーネスト・ボーグナインみたいだ!と思ったがすぐ倒されていた。
dodadondon

dodadondonの感想・評価

4.1
任侠映画として見ると大味過ぎてイマイチだけど、東映特撮ヒーローの元祖として見たら楽しめた
アノ

アノの感想・評価

4.0
障害者七人による殺し合いにやたら投げ込まれるダイナマイト、面白くないわけがない。
ヤクザ映画なのに採石場や浜辺などの開かれた空間でやり合う構図が多いのも楽しい。
DVDはおろかビデオ化もされなかったいわくつきの作品。7人の身体障害者やくざという設定がまずいせいだろうけど、障害を変に活かそうということもなく中身は普通の任侠映画であんまり面白くはなかった。いわくのせいでなにか勝手な勘違いをしていたかも。
とも

ともの感想・評価

5.0
タイトル〜クレジットでテンションが上がる。かっこいい!!音楽も映像も。
腕貸すわ
目をつむっておくんなさい
洒落が光る!
YosinoLee

YosinoLeeの感想・評価

2.5
まず、主要面子七人がハンディキャップを持った侠客という設定にグッとくる。OPからこの七人、影での横並びの絵面がカッコイイ。しかしこの七人が揃って暴れる訳では無く、諸悪の根源金子信雄に翻弄されて2名は途中退場してしまい魅力は半減されてしまう。キャラ設定はともかく任侠ものの王道の様なストーリー。序盤何気なく出てくる「指輪」を使ったプロットは上手いと思った。一番のサプライズは遠藤太津朗が良い役で出ている事。ラストの採石場バトルを見てやはり「採石場には浪漫という名の石が転がっている」を痛感した。
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