性のタブーに挑もうとするポルノ・スター、アナベル・チョンの半生を綴っている、ドキュメンタリー映画。

フィーチャーされているポルノ女優アナベル・チョンは、イギリス育ちの中国系シンガポール人。「10時間で251人の男とセックスする」というトンデモ企画の背景を追いながら、彼女の人間性と深層心理を掘り下げていく。

私生活のアナベルは、フェミニズムとセクソロジーに取り組んでいる、内向的なインテリ女子。自身の性の探求（生きていることを実感するためのセックス）を推し進めるために、「もう一人の自分を作っている」という解釈が正解に近い。

いわゆる「性のアウトサイダー論」を至極真っ当に語っている作品。コリン・ウィルソンに傾倒する人は、迷わず鑑賞すべし。ジャパニーズ・ヘンタイを展開させている、日本のポルノ業界と照らし合わせてみるのも、また一興。

以前ツタヤディスカスに登録していて送ってきたので鑑賞。
これはエロ目線ではなく、全くのドキュメンタリーですね。ポルノってものを、全くの目線を変えて見れる感じのやつ。

フルマラソンとか耐久レースのドキュメンタリーみたいな。

251人と対戦した(ここはあえて対戦と言いたい)ポルノ女優のアナベルチョンさんは大学生だけど、多分頭がよすぎてエロを哲学的観点から見ている印象を受けた。

DVDで鑑賞

10時間で251人とセックスした女性を追ったドキュメンタリー作品。前半は251人とセックスする動機や彼女の幼少期について、後半は251人とセックスした後の彼女の変化や生活を描いている。
彼女の動機にはなんとなく納得できるものの、自分が男ってのもあってかやっぱりモヤモヤするし納得できない。それに興味深い人物(出来事)を対象としているのに、ドキュメンタリー映画としてはそこまで面白くはないのが残念。
インタビューを受けていた人の中にマイケル・J・コックスって名前の人がいて笑った

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