ウイグルからきた少年の作品情報・感想・評価

ウイグルからきた少年2009年製作の映画)

製作国:

上映時間:65分

ジャンル:

2.9

「ウイグルからきた少年」に投稿された感想・評価

mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
2010/8/5鑑賞(鑑賞メーターより転載)
カザフに逃げ込み諸民族の子供達と共同生活するウイグル人の少年を中心としたドキュメンタリー仕立ての映画。社会の底辺でも知恵で必死に生をつなぐ過程には、生来が商人のウイグル族らしさがよく表れていると思う。ただ、彼らが過激な勢力に巻き込まれていくこと自体はいいとして、この地方=過激というイメージを植えつけようとしていないか??いわゆる「中国」の最初の旅が北京でも上海でもなくウイグルで、カザフ国内のロケ場所も旅した自分にとっては、その短絡的な思想に強い違和感を覚える。そんなに危険な場所じゃないって。
三つの破滅が描かれるカザフスタンの現状。

良かった点。

・カザフスタンは意外にも都会
・セリフ少なくても伝わる
・三人の少年少女のどうしようもない無力感
・マーシャはロシア美人

悪かった点。

・それぞれエピソードが短い
・ストーリー性がほとんどない
・結末は観ている側に委ねる
・救いがなさすぎる

カザフスタンと言われて、どこにあるか分かる人は少ないと思う。
とりあえず、中央アジアのどこかにある。
下手をすればアフガニスタンと混同してしまう。

本作はカザフスタンという国を三人の少年少女の物語からみせています。
それぞれが抱える問題はカザフスタンの現状。
様々な人種や民族がいるのがカザフスタン。
大人は決して助けてくれない過酷な国。

それでも少年少女は生きています。
逆に日本が恵まれている事を実感させる。
努力すれば這い上がれる日本。
カザフスタンは努力してもムリである。

そして、クライマックスのシーン。
セリフはまったくないが上手い。
映像だけで伝える映画らしい手法。

短い作品だが、考えさせる作品。
今でもどこかの国でこのように子供達が生活しているのかと思うと、考えさせられる映画だった。
やはり平和に子供達が暮らせることが一番だね。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.2
現役自衛官監督の異色作。生き抜くために寄り添う三人の少年少女。彼らの"子供の世界"はサバイブそのもの。アフガニスタンの経済発展から取り残された一角で営まれる子供たちだけの生活。ウイグルから逃れ流れ着いた少年が自爆テロ犯として仕立てられる様を描く。
注意:ドキュメンタリーではなくフィクション。そして映画としての出来がまず相当まずい感…(でも意欲作と評価したい…)。

絶対にあらすじは公式HPを参考にしてください。三人の少年少女の境遇一切描かれないから、ウイグルから来た少年以外の二人はアフガニスタンの孤児だと思ったよ…そんなドラマがあったのかい…

映画としての出来がまずい…のが致命的かつメッセージのはさみ方がこれまたまずい…微妙。HPの監督のコメント読んでなお微妙…沢山ハテナ?があるのですが、例えば冒頭ウイグルの移民で成功した人間のインタビューあるけど…かなりツッコミ待ちだった。
でも"意欲作"ではあると思います。監督はアフガニスタン、イラクとイスラム圏に長く身を置いた方という事ですし。そういう経験のある監督もそうはいないでしょうから。まぁこの映画の情報あんまり無いしハテナはハテナとして残して置きます。オリジナル脚本のフィクションですので。

追記
もっと多くの自衛官から、いろんな意見の発信をしてもらえたら良いな( ´ ▽ ` )
どなたかいませんかー。待ってます!