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クレイグの妻
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『クレイグの妻』に投稿された感想・評価

1936年 アメリカ🇺🇸

こちらもドロシー・アーズナー監督作品

家の中を完璧に美しく保つ事に固執した妻、その代償に失ったものは…

この妻は人の心がないのか?と思えるくらいの暴君ぶりでとても冷淡
演じるロザリンド・ラッセルのクールな美しさが役にあってました
それと彼女の衣装も完璧‼︎

物語自体は極端すぎて悪妻物語という感じですが、女性の独立自立が難しかった当時、家庭に固執してしまうのは分からないでもないし
今の日本の“主婦”と呼ばれている方々も多かれ少なかれ理解できるところはあるのでは

本作は戯曲がオリジナルで
1928年に次ぐ2度目の映画化
1950年にはジョーン・クロフォード主演で『Harriet Craig』というタイトルでリメイクされている
こっちも観てみたいですね🧐

当時のポスターを貼っておきます↓↓↓↓↓

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/5/5b/Craig%27s_Wife_%28film_poster%29.jpg
✔『クレイグの妻』(3.6p)及び『彼女の名誉』(2.9p)『我等は楽しく地獄へ行く』(3.5p)『ナチに愛された女』(2.8p)▶️▶️
 最初にアテネ・フランセで紹介された頃は忙しくて観れず残念な思いをした作家だが、昨年同じヘプバーンとオハラの主演作を観れ、特に後者は正に映画史上の傑作に値する、とオーバーに感銘を受けた。『クレイグ~』の出来はその2作の中間辺りで、前から何となく思ってたが、R·ラッセルの骨の髄からの自己本位の強靭さは、先日観たR·パイクを問題にしない、圧倒的俳優色·存在だと思う。「女が自立·独り立ちの為の、(生家を出ての)結婚。更に進めれば夫も要らない」生き方のヒロインは、家·自宅を聖域とし、他人の立ち寄り·交流を退けるを強め、夫や使用人の使いこなし·汚しに目くじら。血縁の者や友人らの便箋を図る事は考えない。その徹底が、周りとの交流の遮断、屹立した名実共にクリーンな家の確立、と形式の行き過ぎとなるコメディかと思うと、家庭崩壊で誰も寄り付かぬ·不安定な友に1人距離の無さを保つ夫が、その夫婦の死で殺害嫌疑がかかり晴れると「世間体こそ(保たれて良し)」と宣う妻に、最後に離れ、「孤独」を決定付けた後の、妻の晴れたのか·また別の次元か、反省·嘆き·希求に留まってない、張り詰めた何かを与えられてくる(凛とした、と見えなくもない顔のアップ連ね)と、何かドラマを越えて伝わるものがある。
 カメラはパンや移動はトーキー初期からの濫用めは控えられ、少し荒いがキッチリ無駄を省いて内面の張りが収められてる。
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 元々は、というべきか、時代の風潮か、この作家もトーキー初期は、カメラも展開もスピーディでカメラや人の動きもかなり、けたたましい。『彼女の~』。乾いたライトなスクリューボールものかなと思ってると、割としんみりシチュエーション·コメディとなり、さらに結構深刻な人生観の内輪のラブ·コメになってゆき、少し落胆。横から斜め·前後、フォローのカメラワークが弛まず、かなり活き活き組合せて大きめ、トーキー初期でサイレント優美に対し頑張りめだが、美術やカット間はちと寒い。何かテレビ初期的ハラハラ生身近く繋いでくが、キャラはそれぞれ一色のままで、安定を崩さない、安心かつ波不足。細かい掛合いは、かなり本と役者に才気。
 有能も距離取りかねてる、共に若い社長と女秘書。1から創り上げる野心で、女は目の高さ同じの株ディーラーと先に結婚してしまい、その一周年パーティにたまたま短期帰国の社長も招待に応じ、ラストチャンスを隠せぬが···。夫が、危ない株で社長から預かった金までスッてて、愛人もおり、小心にバタバタして、2人に余波を与えてく。「君の結婚観、女学生のもの。夢を描き上げたいんだろうが」「結婚後の幸せをアピールしてるが、本当にそうなら、言わない筈」「今でも好きを確認したが、(夫のピンチに体を)差出すのは受けない」
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 次いでの『我等は~』は、制作条件も、バジェット·スキル蓄積も増してきたか、優美さが増す。違う階層(富裕階級の有閑お嬢様と、生き馬の目を抜く記者)のやり取りを中心として、符号する言葉や場所·小道具を絡ませ、大窓越しの縦の位置2人や、広い階段やフロアを駆け回るヒロインへのパンや移動、酔ってのボケ視界からピント合い、美術やカッティング·カメラワークも柔らかくゴージャス。結婚して住み家·生活も変わり、妻は生活切詰め、夫はすぐ飲酒に浸ってたを、念願の戯曲で世に出るウェイトに変えてく。何回も失敗が続くが、結婚前からのおっとりした妻の「最高」に行き当たり、禁酒を続けてく。付き合ってる時の、シラフと酩酊半々でも根の澄んだ処は変わらなかったが、いきなりNY大公演に採用·記者時代に関係のあった女優も近づいてきて、忙しなく余裕を欠いて来ると、酒にまた手を出し溺れだす。世界が違う、こじれる前に別れて、と周囲は言ってたが、彼女に元よりその選択肢はなし、一度も発せられなかった「愛してる」をリクエストし、何より彼女こそが「必要」を思い直してた夫は、普通に応じる。
 前半のウィットに比べ、後半は変妙の味が減ってきてありきたりめにはなるも、後の研ぎ澄まされた求心性·締まりめの肢体に比べS·シドニーの得も言われぬ肉感性、無理のない豊満さにちとビックリし続け、味わいとなる。
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 一挙飛んで、最後の監督作(体調面で途中降板でもある)『ナチ~』。冒頭辺りの、街の俯瞰L+マットペインティング、当時は希少ズーム、少女と毬と兵列の移動+カットのサイズと角度、街の人に嫌われる中·唯一の先への繋がり者の眼科医と密会迄のフォローと多彩·的確アングル続き、迄はなかなかと思わすも、占領ドイツの少佐の愛人と見せて機密聞盗み·反攻の情報を味方軍に流すスパイを務めるノルウェー女。本当の恋も、役割の嫌々さと地元民との関係も、葛藤や苦しみ少なく·割切り、疑われ間一髪の後も、またスパイとして敵地へ、のストレートな流れが揺るがず、瞳キラキラ·ウルウルの女優さんも、煩わしくもなってはくる(『汚名』+『ハート~』か)。タッチも格闘·アクション絡みは力あるも、大方平板で鳴りを鎮めてくる。
ドロシー・アーズナー監督作品。
クレイグ氏の妻は自身の家で権威的に振る舞い、外部との交流も遮断していたが・・・という話。

社会での自立が難しいゆえに、家庭内で権威を確率する女性の話。終始嫌みな発言や言い争いがあってあまり良い気持ちで鑑賞はできなかった。
戯曲原作らしい言い争いによるストーリー展開だった。

結婚生活が2年持っていたらしいけど、よく2年も持ったなーって思った。

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