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吾輩は猫である
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『吾輩は猫である』に投稿された感想・評価

3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:PCL:日本映画傑作全集〗
1936年製作で、言わずと知れた夏目漱石の小説を実写映画化の作品でした。

2023年1,850本目
【精神病院にいるひとがまともなひと説】


「君は九月上京の事と思ふ。神經衰弱は全快の事なるべく結構に候(そうろう)。然し(しかし)、現下の如き愚なる間違つたる世の中には、正しき人でありさへすれば、必ず神經衰弱になる事と存候(ぞんじそうろう)。是(これ)から人に逢ふ度(たび)に、「君は神經衰弱か」ときいて「然り(しかり)」と答へたら普通の徳義心ある人間と定める事に致さうと思つてゐる。
 今の世に神經衰弱に罹らぬ奴は金持ちの魯鈍(ぐどん)ものか、無教育の無良心の徒か、左(さ)らずば、二十世紀の輕薄に滿足する、ひやうろく玉(だま)に候(そうろう)。
 もし死ぬならば、神經衰弱で死んだら名譽だらうと思ふ。時があつたら神經衰弱論を草(そう)して天下の犬どもに、犬である事を自覺させてやりたいと思ふ。」(夏目漱石『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』六月六日より)


「ことによると社会はみんな気狂の寄り合かも知れない。気狂が集合して鎬(しのぎ)を削ってつかみ合い、いがみ合い、罵り合い、奪い合って、その全体が団体として細胞のように崩れたり、持ち上ったり、持ち上ったり、崩れたりして暮して行くのを社会というのではないかしらん。その中で多少理窟(りくつ)がわかって、分別のある奴はかえって邪魔になるから、瘋癲院(ふうてんいん)というものを作って、ここへ押し込めて出られないようにするのではないかしらん。すると瘋癲院に幽閉されているものは普通の人で、院外にあばれているものはかえって気狂である。気狂も孤立している間はどこまでも気狂にされてしまうが、団体となって勢力が出ると、健全の人間になってしまうのかも知れない。大きな気狂が金力や威力を濫用(らんよう)して多くの小気狂を使役して乱暴を働いて、人から立派な男だといわれている例は少なくない。」(夏目漱石『吾輩は猫である』より)


「現に少し落ちついて考えてみると、大学の教授を十年間一生懸命にやったら、たいていの者は神経衰弱に罹りがちじゃないでしょうか。ピンピンしているのは、皆嘘の学者だと申しては語弊があるが、まあどちらかと云えば神経衰弱に罹る方が当り前のように思われます。」(夏目漱石「現代日本の開化」より)
夏目漱石の原作はボンヤリとしか覚えてないけど、文学作品と言うよりはほぼ内輪ネタ身内ネタだよねアレ。だからつまりそもそも筋もへったくれもないし、猫の出番が少なくたって構わない。ただし当時は漱石門人とか存命だろうし、明治人による製作だけに、あくまで(ほぼ)同時代つまり「現代劇」なところが貴重。時代考証とかいらんのだもの。それにしても漱石作品の女性は強いね(笑)

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