1993年、確か下北沢の劇場で鑑賞。
当日は障害者プロレスのレスラーたち、障害者プロレスの健常者レスラー、アンチテーゼ北島さんも来ていたし、
プロレスの真似事もするイベントだったと記憶している。
（映画だけでなく、全体のショーとしてのスコアです）

1990年頃、私はアメリカ・カナダに住んでいて、アメリカでは、車椅子の人でもパンクの服を着て街に出ている人もいるのに、（1993年当時の）日本は、車椅子で街を歩いている人すらほとんど見かけない。
なぜ？
と思っていたときだったので、この映画は衝撃だった。

さらに、この障害者プロレス団体は、「障害者vs健常者」という（障害者いじめをイメージしてしまうし）禁断のカードもあって、
この映画を観てよくわからないけど、日本って凄い国だな…と思ったドキュメンタリー映画でした。

障害者ＶＳ健常者。
冒頭の女相撲力士がおっぱい丸出しでインタビューに答える。

かなりの映画が、いっしょうけんめい作られている。
映画だけじゃねぇけどな。

たくさんのひとたちがトンチをしぼり、なるべくうつくしいものを作りたく、いっしょうけんめい！　だ。

だからなるべくなら手を抜かず必死に観る。当たりとかハズレとか、そういうことじゃない。
勝負は勝ち負けじゃねえってばよ！

いっしょうけんめいみて勝手に受け取ったものを乱反射させるべきだ。
表現とかリツイートとかそういうことじゃないぜ。
いつも完全じゃないにしても、作品からかっぱらった燃料を混ぜて、きっちり生きたくねぇか？