Doglegsの作品情報・感想・評価

Doglegs2015年製作の映画)

上映日:2016年01月09日

製作国:

上映時間:89分

4.2

あらすじ

「Doglegs」に投稿された感想・評価

あおき

あおきの感想・評価

4.2
きつかった
映画で伝えるには分厚すぎ
現実はなんて豊かなんだろう
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.2
今一番応援してるレーベル、DIG。見たかった作品をどんどんソフト化してくれて本当に嬉しいです。
さて障害者プロレスを知ったのはもう20年前。でもその姿を見ることなく今に至りますが、ずっと興味はありました。
しかし「不謹慎」だからなのか、目にする機会がまったくなかったということで・・・。

障害者だって頑張れる、障害者だから諦めない、そういう考えは1つの世間の目からかけられた呪いのようなものかもしれない。
でもそうしようと決めた慎太郎の姿は、応援しようという気持ちにならざるを得ないような一本気さです。

ヒールもヒーローも、みんなそれぞれが社会の中でなんらかの役を演じてるわけで、その役を自分で選ぼうとするのはとても大変だと思います。世間の流れに乗った方がきっとずっと楽だから。
障害者(身体も知的も精神も)であることですでに少数派である彼らが、さらに世間のイメージから外れたことをするのは、本当に大変だろう。
彼らの姿から「勇気と希望」をもらえるとしたら、そういう理由かなとわたしは思いました。

この作品を撮った監督がニュージーランド出身というのも個人的にはグッと来ました。
わたしがニュージーランドで過ごした13年の間、たしかに日本よりたくさんの障害者を目にしました。総人口は何分の1かなのに。
それは、ニュージーランドの人たちが、彼らを特別視するという方法をとることはせず、障害者を1人の個人として認めていたからだと今は思います。

さて、無敵のハンディキャップも是非ソフト化を希望しています。よろしくお願いします!
小森

小森の感想・評価

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障害者プロレスに密着したドキュメント。何十年もリングで障害者をブチのめし続けた健常者が出て来るんだけど、この映画を観てると一番フラットに障害者と向き合ってるように見えてくる不思議。魂と魂でぶつかり合う人間達の間にはハンディキャップなんて関係ねぇんだな。
まこと

まことの感想・評価

4.3
「本気で向かってきなよ。本気で応えるから」
\祝・DVD発売/
四年待ったわ。もちろん買ったよ。
障害者プロレスを追ったドキュメンタリー。
劇中、様々な障害者が出てくる。
聾唖vs盲目
身体障害vs精神障害
障害者vs介護者
全身マヒかつアルコール依存者vsその妻
などなど。
リングの上では障害なんて関係ない。我ら一般人が体感したことがないくらい思いっきり叩き、叩かれ、投げ、投げられる。マウント取って顔を殴るからプロレスというよりもはやパンクラスだ。


彼らはどこまでも人間らしい。言い訳だってするし酒だって飲むし恋もする。ワガママも言いたい放題。
障害者が聖人君子なんて誰が決めた。
彼らが戦っている相手は誰?レスラー?それとも世間?常識?
本気で何かをやってる人はどこかカッコ悪くてどこか不器用で、でも強烈にカッコいい。エガちゃん、マック赤坂さん、カン松さん。みんなそうだ。


最後の試合。実況が無い中で聞こえる肉と肉がぶつかる音。そこに本気を観た。
一度の鑑賞でプロレスの本質に触れられた気がします。

心身に障害を持った日本人のプロレス団体「DOGLEGS」に密着した逆輸入ドキュメンタリー。

プロレスってどこかわざとらしいもの、スポーツよりエンタメという認識でした。
殴り合う姿に抵抗があり、格闘技というものを進んで見たいと思いませんでした。

実際に見てたら、何度も時間と回数をかけて気付くことを、たった一度の鑑賞で視点をガラッと変えられる。
最後は胸がいっぱいになりました。
ドキュメンタリーなのでドラマのような波風立つ映像ではなかったが終始引き込まれた。
現実なんてそうそう簡単に変わるものでは無く無意味な時もある。しかしそれを知った上で物事に本気で向き合う人間のエネルギーの根底を観ました。
止まるな 突っ切れ!
全てをぶつけるを平等に。
生きることを感じさせてくれる一作
本気のプロレスを見た
各出演者達の関係性が見え始める中盤あたりからグッとおもしろくなる。レスラーとその家族の話なんかが特に興味深くて良かった。
障害者プロレス団体「ドッグレッグス」のドキュメンタリー作品。

この作品を見るまで障害者プロレス団体という物がある事自体、全く知りませんでした。

正直、作品を見ている時の気持ちは
気持ち悪い、怖いという負の感情しか持てませんでした。
しかし、その分受け入れるのは早く、見終わった後には体が震えるほど感動してしまいました。

障害者プロレス団体は障害者vs障害者もあれば障害者vs健常者の時もある、普通では考えられない試合ばかりです。

そのドッグレッグスのメンバーの中には
脳性麻痺の障害を持つ、サンボ慎太郎、
女装癖で全身まひの障害と重度のアルコール依存症を持つ、ラマン、
うつ病をもつ、中嶋など一般的に障害者や精神異常者と呼ばれる人達が所属している。

格闘技は私たち健常者が行う競技だと思っていたけど、それは違う。
障害者だろうが健常者だろうが関係ない。
エンターテインメントであり、真剣勝負なんです。

作中に障害者と健常者組み合わせた6人タッグマッチをするのですが、
その試合のルールというのは
「ルールは無い、ルールは選手たちのプライド」
こんなのありかよ、と思いました。
でも彼らはその中で戦っているんです。

正直、彼らは醜いし、見ていられない。
でもだからこそ彼らの全力で戦う姿に心を打たれます。

また、
そんな姿を見ていると彼ら(障害者)にとっての優しさとは何をするべきかを考えさせられます。
障害者に同情して優しくすることは本当の優しさなんでしょうか。それは健常者の自己満であって優しさと言えるのだろうか。かといって彼らを健常者として扱っても、配慮が足りない部分が出てくるし、どこまで配慮をするべきかわかりません。その同情が逆に彼らの心を傷つけかねません。

しかし障害者であれ健常者であれ、言葉が聞き取りづらくても意思の疎通が出来なくてもみんな人間で心を持っているのは絶対。そんな心のぶつかり合いを描いた常識を覆す衝撃的な作品でした。

とにかく心に刺さる作品です。
普段、女性からキャーキャー言われてるメジャー団体のプロレスしか見ないので、これは驚いた!血を流しまくるインディーズ団体のプロレスよりも痛々しいじゃないか!

障害者プロレス(ほぼ総合格闘技)のドキュメンタリー。重度の障害者や五体不満足の障害者、鬱病者やアル中など、さまざまな人々が戦いを行き場として真正面から挑んでいく。生き様をみせていただきました。

20年間障害者をぶちのめし続けた容赦ない健常者や、障害者とその妻の健常者の戦い、最後は健常者の妻と息子が戦うというわけわからん展開になったり、凄い話でした!
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