Doglegsの作品情報・感想・評価

「Doglegs」に投稿された感想・評価

Moomin

Moominの感想・評価

4.3
自分より命かけて闘ってる人がいる
その事実だけでこんなにも感動するなんて
ハンディキャップの方達が集うプロレス団体『DogLegs』
彼らはどのように戦っているのか
なぜ戦っているのか
パッケージの手前が慎太郎
奥側がアンチテーゼ北島
このふたりの戦いが団体を引っ張ってきた
どちらか勝った方が引退するという条件で始まった引退試合 そこで戦うプロレスラーの姿に心打たれた
そしていつの間にか泣いていた
ふたりだけじゃなくて、もっと多くの方たちの戦いも見れる その方達の人生の一部に触れられただけでこの映画の価値はあり、映画の存在意義も感じる

追記で初見は邦画であれ字幕ありでみた方が良いかもしれない
ロミ

ロミの感想・評価

4.2
37セガンスを観て、思い出した。

障害者プロレス団体『ドッグレッグス』のドキュメンタリー映画。
公開当時観た。

今は、Eテレでも[バリバラ]などで障害者の日常を紹介していますが、
多分この映画公開当時は、障害者への意識は可愛そうな人止まりだったのではないかなぁと・・

そこで、この映画は、(過去に観た感想)
障害者だってプロレスをやりたい❗️と思う人が集まった団体。
プロだから興行にはお金が掛かるので、チケットを買ってもらう。
普通のプロレスとなんの変わりもない。

健常者である、アンチテーゼ北島さんは
ボランティア活動の一環から、プロレス団体の立ち上げをしている。
アル中の人、女装趣味の人、解除無しには生きられない様な半身不随の人、
それでもリングに上がりたい!そして相手に勝ちたい!
真剣勝負をする。

清掃職員であるサンボ慎太郎の恋。
引退を賭けた試合など、
ドキュメンタリーだけあって、ドキドキする。

みんな・みんな・みんな
毎日が真剣勝負。
泣いたり、笑ったり、怒ったり、落ち込んだり、恋をしたり、
その中で輝く時がリングにある✨✨

どこかで再上映しないかなぁ。
障害者プロレスは見世物です!
見せてナンボです!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

このレビューはネタバレを含みます

泣けます。
熱いです。

ただ、本来的ではないと思いますが、字幕入れました。
何を言ってるのか、分かりたかったんです。
2回目は字幕切ります。

熱いです。
一

一の感想・評価

5.0
障害者という固定観念をぶっ壊してくる超絶大傑作
生涯ベスト級にガツンとやられました…

1991年に旗揚げした障害者プロレス団体“ドッグレッグス“の活動を、5年にわたって取材したドキュメンタリー
サンボ慎太郎の因縁の引退試合へ向けたドラマや、女装癖のある重度のアルコール中毒者の闘いなどを映し出す

とにかくぼろぼろ泣いた
本当に観てよかった
この映画を観て価値観が変わると言っても過言ではないです

健常者と障害者が本気で殴り合いをするという強烈なインパクト
障害や病気を抱えた個性溢れる面々が続々と登場する
慎太郎はもちろん、リングに上がる全ての人の生き様がかっこいい、マジでめちゃくちゃにかっこいい

障害者相手に手加減なしでボコボコ殴る衝撃的な光景に最初はかなり引いてしまう
しかしそれが後に、時間をかけて築かれた信頼関係の結晶であることがハッキリと分かる
本気で戦わなければ、本気の信頼は生まれないし、本気で信頼しているから、本気でボコボコに殴る

この手の作品は、“一生懸命な障害者”という感動ポルノを見せつけ、泣かされたという気分にされることが多いですが、本作は障害者の一生懸命な姿を見せつけてくるだけではない
健常者となんらかわらず、彼らは本気でリングに人生をかけている
だからこそ魂が震えるほど感動できる

「俺はリングの上で死ぬんだ」というは脳性麻痺を抱えていながらアル中でもあり、女装癖のある伝説のレスラー、ラ・マン
そんな障害のある夫とリング上で闘う嫁
全身に麻痺があり立つことすら出来ない夫に、本気で蹴りを入れたりぶん回したりと痛々しいほどやり合う

リングの外の生活感の溢れる日常にも焦点が当てられていて、それがまた心の琴線に触れる
次第に体の状態が悪くなる障害者でアル中の夫の世話をしている奥さんの、揺るぎない覚悟に本気の愛を見た
そんな二人の間に出来た息子とリング上で闘う母親を観て興奮するラマンの姿に胸をぶち抜かれた…

慎太郎の不器用でピュアな感じが可愛くて無意識に応援したくなる素敵な人柄
もちろん恋だってするし、そのやりとりも絶妙に可愛らしい

先日観た『さようならCP』同様に、麻痺のある方の会話はほとんど聞き取れないのですが、本作には字幕機能があったので助かりました
演出や撮影、編集や音楽もめちゃくちゃかっこ良くてサントラが欲しくなるくらい良い

このようなプロレス団体があることすら知らなかったし、彼らのように芯が強い人間になりたいと心から思った
プロレスを通して障害への価値観をがらりと変えられた激アツなドキュメンタリーの大傑作

2020 自宅鑑賞 No.346 GEO
あおき

あおきの感想・評価

4.2
きつかった
映画で伝えるには分厚すぎ
現実はなんて豊かなんだろう
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.2
今一番応援してるレーベル、DIG。見たかった作品をどんどんソフト化してくれて本当に嬉しいです。
さて障害者プロレスを知ったのはもう20年前。でもその姿を見ることなく今に至りますが、ずっと興味はありました。
しかし「不謹慎」だからなのか、目にする機会がまったくなかったということで・・・。

障害者だって頑張れる、障害者だから諦めない、そういう考えは1つの世間の目からかけられた呪いのようなものかもしれない。
でもそうしようと決めた慎太郎の姿は、応援しようという気持ちにならざるを得ないような一本気さです。

ヒールもヒーローも、みんなそれぞれが社会の中でなんらかの役を演じてるわけで、その役を自分で選ぼうとするのはとても大変だと思います。世間の流れに乗った方がきっとずっと楽だから。
障害者(身体も知的も精神も)であることですでに少数派である彼らが、さらに世間のイメージから外れたことをするのは、本当に大変だろう。
彼らの姿から「勇気と希望」をもらえるとしたら、そういう理由かなとわたしは思いました。

この作品を撮った監督がニュージーランド出身というのも個人的にはグッと来ました。
わたしがニュージーランドで過ごした13年の間、たしかに日本よりたくさんの障害者を目にしました。総人口は何分の1かなのに。
それは、ニュージーランドの人たちが、彼らを特別視するという方法をとることはせず、障害者を1人の個人として認めていたからだと今は思います。

さて、無敵のハンディキャップも是非ソフト化を希望しています。よろしくお願いします!
小森

小森の感想・評価

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障害者プロレスに密着したドキュメント。何十年もリングで障害者をブチのめし続けた健常者が出て来るんだけど、この映画を観てると一番フラットに障害者と向き合ってるように見えてくる不思議。魂と魂でぶつかり合う人間達の間にはハンディキャップなんて関係ねぇんだな。
まこと

まことの感想・評価

4.3
「本気で向かってきなよ。本気で応えるから」
\祝・DVD発売/
四年待ったわ。もちろん買ったよ。
障害者プロレスを追ったドキュメンタリー。
劇中、様々な障害者が出てくる。
聾唖vs盲目
身体障害vs精神障害
障害者vs介護者
全身マヒかつアルコール依存者vsその妻
などなど。
リングの上では障害なんて関係ない。我ら一般人が体感したことがないくらい思いっきり叩き、叩かれ、投げ、投げられる。マウント取って顔を殴るからプロレスというよりもはやパンクラスだ。


彼らはどこまでも人間らしい。言い訳だってするし酒だって飲むし恋もする。ワガママも言いたい放題。
障害者が聖人君子なんて誰が決めた。
彼らが戦っている相手は誰?レスラー?それとも世間?常識?
本気で何かをやってる人はどこかカッコ悪くてどこか不器用で、でも強烈にカッコいい。エガちゃん、マック赤坂さん、カン松さん。みんなそうだ。


最後の試合。実況が無い中で聞こえる肉と肉がぶつかる音。そこに本気を観た。
一度の鑑賞でプロレスの本質に触れられた気がします。

心身に障害を持った日本人のプロレス団体「DOGLEGS」に密着した逆輸入ドキュメンタリー。

プロレスってどこかわざとらしいもの、スポーツよりエンタメという認識でした。
殴り合う姿に抵抗があり、格闘技というものを進んで見たいと思いませんでした。

実際に見てたら、何度も時間と回数をかけて気付くことを、たった一度の鑑賞で視点をガラッと変えられる。
最後は胸がいっぱいになりました。
ドキュメンタリーなのでドラマのような波風立つ映像ではなかったが終始引き込まれた。
現実なんてそうそう簡単に変わるものでは無く無意味な時もある。しかしそれを知った上で物事に本気で向き合う人間のエネルギーの根底を観ました。
止まるな 突っ切れ!
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