ちょっと溜まってるので短文で三連投くらいさせてもらいます。すみません。
今作はブラジルのファヴェーラにおいて、音楽グループのリーダーであるアンデルソンが、音楽の力でファヴェーラを変えていこうとする動きを描いています。
恐ろしいことに、パレスチナなどの中東で殺される人よりも、ブラジルのファヴェーラの方が圧倒的に多いという事実。アンデルソンも元麻薬の売人であり、家族や友人をギャングや警察に殺されているという有様。果たして音楽でどれだけ変えることが出来るのか？というのが本音のところですが、誰かが動かないと到底変わらない。
12年前の映画なので、ワールドカップやオリンピックの効果でこれらの街は既に変容しているかもしれませんが、世界の治安や貧困を考える際に、有益な映像資料であると感じられました。

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• #100分以下

ファベーラ同士で戦うのを終わりにしたい

1つの奇跡を起こすだけではなく
いくつもの奇跡があらゆる場所で連鎖していく

ジョゼ・ジュニオールが起こしたアフロレゲエという音楽ムーブメントでファベーラの丘に自由の道を導く
諦めたらまた元通りで未来が彼らの1歩1歩にかかっている
シヴァの化身だと言う彼は真剣だった
破壊と変化の神様 自らカオスを生み出して絶望の淵から奇跡の復活を遂げる

ヴィガリオ・ジェラウは犯罪組織の本拠地
いつも夢に見ていた身動きが取れなくなると何処かで感じてた
それが現実となった時に起きた事もまた起こした奇跡
アンデルソン・サーは凄い人だった
ファベーラにとってかけがえのない存在

犯罪への誘惑ではない別の道の選択

1993年8月30日 リオ市北部のファベーラ「ヴィガリオ･ジェラウ」での虐殺事件の映像も含めて暴力が覆っている町の様子は結構メンタルにきてしまった

ブラジルの貧困層が暮らすファヴェーラ(スラム街)
各ファヴェーラにギャング団が居てお互いが、いがみ合い警察も交えての三つ巴の戦い

ある時、ギャング団が警察官４人を射殺
その報復措置として警官達が全然関係無い市民を20人位射殺

殺し合いや報復以外に手段は無いのか？
そこで音楽やダンス等を通じてギャング団に入らずに真っ当に生活するための共同体アフロレゲエが設立された
そのドキュメントです！🇧🇷

日本だと警察が関係無い人を殺すこと自体解らないが。。

普通の労働で月4千円
ギャングに入ると28万円
それに女や車も手に入るし
近所の人にも一目置かれる
そりゃ憧れるかな
でも平均寿命は30才以下。。

以前も別のインタビューで読んだ話だけどリオのカーニバル華やかな裏側では
その日の一夜の恋で妊娠する人が多く産んでも育てられずストリートチルドレンになる子が多く
盗みを働くようになりその子らを警察が内々に処分しているらしい
まるでペットの殺処分ですね。。

アフロレゲエはかなり勇気のいる行動だと思います！

このドキュメントから15年位たっているので今はどうなっているのか調べましたが分かりませんでした
今でも続いていて欲しいです！

リズムの達人「マルコス・スザーノ」が協力しているのも嬉しかった！

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