窓を開けて始まり、窓を開けて終わる。
照明の変化が映画自体の主題と、ジョン・オルトンの凄まじい撮影とにマッチしまくっててヤバい。
とにかく撮影はずっとヤバい。あらゆるショットが決まりまくっている。
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みんな言ってるがジョン・オルトンの撮影が例のごとくバッキバキすぎる。
舞台装置としては御屋敷とインチキ降霊術師の館、海岸の3パターンくらいしかないのだが、それぞれがキチンと機能している。大きな窓と揺…
扉(窓)の開閉、点灯/消灯という映画を推進するこれらの不穏なイメージと、ジョン・オルトンの光に対する鋭敏な感覚が合致して、ただならぬ画面を構築している。降霊会でのシンプルなカメラ位置と、仰角の為のガ…
>>続きを読む死んだ夫の声が聞こえてくる、というのが既に素晴らしい。ドナルド•カーティスの浮き上がる写真や肖像画、画面奥の扉から出てくる不明瞭な身体、最終的には肖像画からのパンで揺れ動く「亡霊」として演出される…
>>続きを読むジョン・オルトン無双。オレが石油王になってオルトンBESTボックス出すなら間違いなくこれも入れる。
人間の顔面もこれほど魅力的に撮れるのか。ターハン・ベイの掌で転がされるキャシー・オドネルの恍惚の表…
インチキ霊媒師vs(法的に)死者の銃撃戦の火花と闇に興奮。嘘まみれだ。
波、カーテン、瞳、イヤリング、紫煙、幽霊…画面に過剰に彩る白い揺れの劇的な画面効果、全人物のフレームインのタイミングの完璧さ、…
ホラーとスリラーがミックスされた幻想ノワール。撮影はフィルム・ノワールの名匠ジョン・オルトンで彼自身お気に入りの一本。
海辺の屋敷に姉妹が住んでいた。姉クリスティーヌは2年前に亡くなった夫の声の幻…
全体的にめちゃくちゃ大味なのだけれど、冒頭の本当にヤバすぎる後退ショットからずっとジョン・オルトンが暴れてる。
回転するカメラとか、広すぎる屋敷とか楽しみつつも本当に筋ともども大味なのだけど、「ライ…