ナチス軍との戦線で孤立した4人の米兵が異星人に遭遇する話。とりあえず異星人の見た目がキモかわ。

マントヒヒ×コオロギな感じで猿系統と昆虫の類を掛け合わせた強そうな顔面してる。そんな顔してるくせに姿勢が良くて背筋がピッとしてるからきっと育ちが良いんだろう。性格も温厚で友好的ですらあるから可愛くしかない。
衝撃の事実としてこの異星人はメスなんだけど、オスの異星人は普通の白塗り顔面の人間で4人ほど出てくる。メスは彼女1人だけ。メス個体だけこういう成りなんだって言うけども明らかな予算の都合が目に見えてマジで泣ける。
おかげでこのキモい面した女エイリアンが人型の男エイリアンを捕まえてハーレムを築くタイプなんだとも思えてきちゃって一気に嫌悪感ボルテージが上がった。いや最後まで良いヤツではあるんだけど、なんだろう『家畜人ヤプー』とかを思い出しちゃったのかもしれない。きんもーっとしか思えなくなって禿げそうだった。

OPとEDで「IN THE MOOD」を流したり劇中曲もジャジーでお洒落ムードなのに、いかんせん画面が安っぽいのでかなりアンバランスな具合。山奥にあるド田舎のじいちゃん家で聴くシティポップみたいでフワフワした。

VHS NITE in PLANETにて鑑賞。

この企画で鑑賞したなかで1番好みだった。
戦争映画×SF映画という感じ。
戦争映画でありながら笑える部分も多く素敵でした。

『スターウォーズ』まんまみたいな劇伴もあって面白い。

• #とーちゃん_2024

イタリア戦線に取り残された連合軍の少数部隊が、ドイツ軍に囚われたエイリアンを救出する。ロズウェル事件のモチーフを第二次世界大戦のドイツ占領下に置き換えている、SFアクション・コメディ。

冒頭部、隔絶された4人組兵士の掛け合いがまったりとしたムードで展開されるため、「ああ、典型的な低予算映画だなぁ」と思わせられる。ところが、宇宙船の残骸（ちゃんとしたセットが造られている）を発見するくだりから、急速に面白くなる。

エイリアンは、モフモフした獣人系のタイプとなって登場。中盤に入ると、エイリアンのオスはヒューマノイド・タイプであり、メスは獣人タイプであることが判明する。つまり、主人公と接触するモフモフ獣人エイリアンは、本作のヒロインということになる。

主人公サイドでは、SFオタク君の活躍ぶりが見応え抜群。フィクションがリアルになったことにより、上官を凌駕するほどの行動力を開花させていく。エイリアンが貸し出してくれる、小型マーカライトファープのような武器がキッチュで可愛い。