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鏡の中の犯罪/鏡の中の亀裂
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『鏡の中の犯罪/鏡の中の亀裂』に投稿された感想・評価

さっ
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スタンダード版。本当はシネスコらしいけど違和感あまりなし。ジュリエット・グレコがわりと好きだった。観客を若い奴らに同一化させといて、最後は怨念めらめらウェルズに全部もってかせる作りが流石。人(=我)の振り見て我が振り直せよ!
フライシャーにしては随分と会話が多いし、メインキャスト3人が一人二役するもんだから複雑なんだけれど、裁判所で展開されるメロドラマ的な展開(ウェルズの演説)の芝居とここぞというところでくる一瞬の傍聴席側からのロングショットのキレが流石!!裁判所から連れ出される被告人を乗せた車が去り、ベンチに座っていた愛人たちが離れ離れになり、地獄のような関係から離脱せんと歩き出すラストカットサイコーのTHE END
☑️『鏡の中の犯罪』及び『10番街の殺人』▶️▶️
クリス·フジワラさんの話というか、外国人批評家の話は論理的·明晰で、断定を避ける印象中心か·本質外れた瑣末に拘る我々日本人は、目から鱗的インパクトを受ける。今日も、『カインド·ハート』『トラ!トラ!トラ!』といった皆が周知の有名作から、本道のフライシャー·ウェルズ(関連)作品群に話が及び、ウェルズ色の監督はしてなくても染まりの必定、フライシャー映画の、地下水流というべき、冷たい不安·不穏、未来まで見通す表裏2つの観点の併行、ザナックとの関係、彼はどんな巨匠なのか、等あまり聞いてなかったけど、感心した。
 あまり聞いてなかったというのは、ほかの用事が差し迫ってた事もあったが本作がそれ程の作品ではないせいもある。30年以上前にノースーパーで観た16ミリトリミング版に、スライド字幕を投影したもの。縦横移動や傾き図·(CUや縦)切返しのカメラの力や、フランスが舞台、1人2役の3人の互いに相似を見て触発もされる組立の妙、等あっても画面サイズが違うということ以上に、映画的スケール·トリックが感じさられない。「老いた人間になったこと」が悲劇·犯罪の端緒·括りと醒めてはっきりと自覚·持ち出されると、「約束」の協力反故の·仕事ののし上がりとプライドの世代間の争い、激しく幼い盲目的愛からの相手を守る女の「嘘」の決意、の炎への好感も温度下がって、歪みの客観事実露呈が俎上になり、ドラマ上のトリック·見せ所が一気に薄れる。この収束·小気味キレ感は悪くないが、映画よりも舞台で、役者の内的な芸·存在がさらうべきものの気がする。早変りをどうするのか知らないが、体躯や年齢を忠実に表すフィルムではニュアンスが出ない。
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少し口直しの意味で、クリスさん激賞の作をレンタルDVDで。これや『見えない恐怖』はTSUTAYA発掘良品で出た時に早速借りたが、当時は休日や睡眠少なく疲れきってて、年間10本位借りても家でレンタル期間内に見通せるのはせいぜい1本位で、両作とも討ち死に。今度の新型コロナで観る術が何とか分かってきた。
確かにこれは凄い。内からおぞましく、気づかず深遠で、何か近しい恐さが、半端ではなく足許に来てる、ユニークといえばこれ迄観たこともない、商業映画としていいの?というタイプの作でもある。撮影のルック·スタイルのおぼつかないような原初性(くすみ、タッチも組立のキレ·シャープさを廃してる。どう意味があるのかわからない、縦の構図の格·深みや尋常でないズームもは節々にはめ込んでる)、俳優の演技への親しみ·共感の皆無(特に2名優の役の間の、ヘンテコな·論理やモラルのやりとり、周囲をまるで認めない変質殺人鬼と、無垢で無知か·そとづらだけの狙われた男)、内容のモラルや勧善懲悪的な納得の無用(法廷シーンあっても、知力や希望はドラマをまるで有効には進めず、現実の本能的なりふり構わなさだけが流れを推し進めてゆく)、悪や死を描いても倒錯的に惹き付けるエネルギーさえ無い事(ズルズル己れの内に導かれるだけで葛藤もないか、やみくもにクリアへ向かうだけで意識は拡がらずで、こっちの共感を素通り)、全てに生気なくネガティブで観終わっての、プラスもマイナスも両面でカタルシスは一切ない。それでいて、人間の誰もが表に出すを控えてる本質を覗き込まざるを得ない。この1940年代後半のロンドン古アパート内の連続殺人を平行して交わらぬ人間関係に描き、ストーリーもたどたどしく、非人間性、非生産·発展性、前近代性、だけが定着されてく作品に、否定されるべき内容という以上に、ただ·のたうちを止めない自分の中のコントロールの意識もなかった、ものに気づき、おぞましい·不気味とばかりも云えなくなってくる。
私にとっての、この作家のベストは、黒沢受売りで『ラスト·ラン』だが、初めて意識して観たフライシャー作品『センチュリアン』もそうだが、この頃のこの作家の、闇·冷たさ·奥底は尋常ではない。思うに当時のニューシネマを深奥まで煮詰めたもので、この作家は時代時代の潮流の、かたち·明暗度を極めてて、その振幅はひとりの作家を超えている。

『鏡の中の犯罪/鏡の中の亀裂』に似ている作品

街の野獣

製作国:

上映時間:

95分

ジャンル:

4.0

あらすじ

チンピラ山師が、伝説のプロレスラーを口八丁で担ぎ出し、一山当てることを夢見る。ロンドン中 をこま鼠のように金策に走り回るウィドマークの切迫、亭主の支配から逃れようとあがくグーギー・ウィザー…

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